「煮だし名人」で卵が孵化
NVボックスに洗濯バサミで止めた「煮だし名人」に、タマゴトリーナから採ったメダカの卵を入れたのが先週
その後毎日、生まれてないか「煮だし名人」を覗き込んでおりましたが、一昨日3匹のベビーメダカの姿が見えました
久しぶりに見る生まれたてのメダカは、とっても小さくて、これなら「煮だし名人」の広さで十分だなと思いました
なんだか、水墨画のようになってしまった・・・
水槽に移そうにも・・・
ちなみに、「煮だし名人」は幅10cm強なので、広げると直径7cm弱くらいです
細い250ml缶より広く、500mlペットボトルより狭い感じの広さ
なので、ベビーメダカが数匹生まれる分には十分ですが、ベビーメダカを掬おうとすると、間口が狭くて困ります
スプーンじゃ掬えないし、ペットボトルのキャップ使ってもちょっと厳しそう
スティックのりのキャップが直径1cmくらいなので、これに竹串つけて、かき氷のレードルみたくしたら掬えそうですが、そうするとスティックのりが・・・
うーん
結局、掬うのはやめ、「煮だし名人」ごと小さい水槽に入れちゃいました
ベビーメダカ3匹が「煮だし名人」から出たら、袋状になってる「煮だし名人」を破いて開き、残ってた卵も全部出しました
同じ時期に採った卵だから、その後ぽつぽつと孵化し、今は7匹になりました
1リットルのミニプラ水槽に7匹います、心の目で見てください
使い捨て隔離ネット 的な使い方ですが、卵から孵化の期間だけ隔離するには、手がかからず便利かもしれません
数日たてばそこそこ汚れてしまうので、そういう意味でも
調べてみたら、メダカの積算水温が240~250℃らしいので、今の時期だと数日で孵化するようです
この使い方なら、「煮だし名人」に求める耐久性は「数日もってくれれば良い」ということになりますが、今回試した感じだと倍くらいは大丈夫そうでした
本来の使い方でも、数日間水の中に漬けとくような使い方はありそうですしね
ダブル煮だし名人化
数日で孵化してしまうということは、「煮だし名人」から水槽に移すのが週1回では追いつかなさそうです
「煮だし名人」を2つ使い、週2回水槽に移すのがいいかも、火曜と土曜かな
もともと「煮だし名人」はアイスコーヒー(水出しコーヒー)用です
アイスコーヒーは毎日作るので、それで週7枚使い、稚魚用にあと2枚使い、週9枚使うことになりそうです
30枚入りなので、まだ当分買い足さなくても大丈夫
メダカの魅力
ちょっと話は変わりますが・・・
カエルにはカエルの、金魚には金魚の、メダカにはメダカの可愛さが それぞれあり、みんな愛でがいがある子達だと思うのです、その中でもメダカが人気あるのは、可愛さに「殖やす楽しさ」がプラスされるからではないでしょうか?
カエルは殖やす楽しさはあまり・・・少なくとも僕は、カエルの卵やオタマジャクシに興味はありません
ミジンコやゾウリムシは逆に、「殖やす楽しさだけ」かもしれません
ミジンコやゾウリムシを育ててる人って、「餌にするために殖やす」以上の情熱をもって育ててるように見えますが、その理由が「殖やす楽しさ」ではないかしら?
金魚は微妙です、「殖やす楽しさ」があると言えばあるのですが、産む卵の数が多すぎて、採卵する楽しさとかは全く感じません
池中にドバーっと生みますから
その点メダカは、
- 「おっ、お腹に卵つけてるな」
- 「あら、この子も産むようになったか」
- 「どこに産み付けるかな」
- 「タマゴトリーナにたくさんつけてくれたぞ」
みたいな感じで、産卵~孵化育成に人が関われることが、飼育の楽しさをより大きくしてる気がします
ここにさらに、品種改良の楽しさが加わるとドップリ嵌るのかしら?
僕は改良メダカには手を出してないので、そのあたりはわかりませんが
他の人もそう感じてるんじゃないかなと調べてみたら、すぎなみ学倶楽部 さんのHPで、以下の記述を見つけました
「繁殖力の旺盛なメダカ飼育の醍醐味は 産卵・ふ化を目の前で確認できること。小さな生命がどんどん生まれてくる様子が何とも楽しいのは、逆に子供を育てる親だからこそ味わえる感慨なのかもしれない。」
たしかに!
要は、メダカを飼うなら、殖やしたほうが楽しいとうこと
僕も5月に、「もうこれ以上育てられない」と採卵を止めてたので、2ヵ月ぶりのベビーメダカのお世話はなんとも楽しく、それを再確認しました
9月頃までは採卵し、また少し殖やしてみようと思います!