ヌマガエルでした
今まで、どちらかわからず「ツチガエル or ヌマガエル」と書いてたカエルは、やっぱりヌマガエルでした
ヌマガエルと特定した特徴は以下2つ
- 腹が白い (ツチガエルは腹がまだら模様で白くない)
- 目の後ろ側にV字のカチューシャのような模様がある (ツチガエルにはない)
近隣の自治体の生物分布調査等をみても、ヌマガエルしかでてこないので、間違いないでしょう
先週くらいからどっちか気になって、捕まえて腹を見てみようとしましたが、金魚掬う用の網じゃ全然捕まりません
やっと一匹捕まえて、腹が白いから「やっぱりヌマガエル!」と思ったのに、背中に縦線があるからおかしいなと思ったら、それはトウキョウダルマガエルの子だったり
そもそも、どっちか区別するのに、ひっくり返すってのは無理があるので、目の後ろのV字カチューシャがあるかないかで見分けたほうがいいと思います
いっそ名前も、カチューシャガエルにしちゃえばいいのに、沼に居るわけじゃないんだし
ウチのカチューシャガエル(ヌマガエル)達
2匹とも、みごとな保護色、これじゃなかなか気づけません
この子はかなり太目ですが、このタイプもけっこう見ます
この子のカチューシャはかなり薄め
こっちの子はスリム、あんまり食べれてないのかな?
この子はバッチリカチューシャ入ってますね
この2匹、この写真では色的に見つけやすく感じますが、実際にはそうではなくて、この写真撮った時に僕は、右の子に気づいてません
この子はウチに来るヌマガエルのなかじゃ最大の5cm級、プロポーションも整ってて、トウキョウダルマガエルの地味な色の子みたい
こっちの子はかなり色白、ここまで白い子は珍しいかも
最後はこのおチビさん、このなんとも言えない表情がカチューシャガエルの可愛さ
ほら、お腹白いよ!、なにも捕まえてひっくり返すこたぁなかったよ
ヌマガエルの特徴(私感)
1) 見つけづらい、見えない
保護色だし小さいし、見えづらいようなトコに居て動かないし
2) なかなか逃げない
よっぽど近くにいかないと、逃げないというか動かない
このままだと踏まれる! となって初めて飛ぶから、こっちもびっくり
おそらく、動かないことで餌をとり、動かないことで天敵を避けてるんでしょう
実際、大きなトウキョウダルマガエルと小さなヌマガエルがニアミスするシーンを良く見ますが、「ヌマガエル食われちゃうよ!」っていうこっちの心配をよそに、ヌマガエルは決して動かず、トウキョウダルマガエルも全く気づかず となりますから
3) 水にはなかなか入らない
トウキョウダルマガエルが幅利かせてるせいか、ヌマガエル軍団は池にはほとんど入りません
試しにヌマガエルエリアに、タッパーで小さなプールを作ってみたのですが、まだ誰も入ってくれません
水に入ってると餌とれないから ってことなのかしら?
そういえばトウキョウダルマガエルも小型は池に入りませんから
4) ミミズあげれば食べる
臆病なので(というか、トウキョウダルマガエルが人慣れし過ぎなだけかも)、距離を詰めるのが難しいけど、そっとミミズを投げてあげれば食べてくれる
今は、砂糖をまいて蟻を集め、食べてもらえないか試し中、ソーラーライトを点けて、虫集るのもやってみたい
という感じで、 名前も判り、性格(?)も少しわかってきました
小さくて地味なカエルですが、可愛らしいところも大いにあるし、せっかくウチに住み着いてくれたのだから、トウキョウダルマガエル同様に、よく観察し、愛でていこうと思います