カエルの餌、虫以外は難しい?
カエルを放し飼いすることにしたので、カエルに餌をやらねばなりませぬ
虫は苦手なので、できれば虫以外がいいけど、それは難しいのかな?
餌の選択肢
ズーミミ(ミミズ)
今まで実績があるのはミミズです、掘ってつまんでカエルの近くに投げれば、うにょうにょ動くので、カエルはすぐに見つけて、飛びつきます
トウキョウダルマガエルだけでなく、ヌマガエルでも実績あり
ただし、真夏になると、ウチの庭ではミミズが掘れなくなってしまいます、深く掘ったらいるかと思ってやってみたけどダメでした
ミミズコンポストなんてものもあるのかぁ・・と調べてたら、相談する前に奥さんに察知されてしまいました
奥さん:あなた、まさか今度は、ミミズを飼うつもりではないでしょうね
もみじ:ええ、違いますとも、世の中には変わった人もいるもんですね、はははっ
アリ
アリなら触れるし、簡単に集められるし なのですが、トウキョウダルマガエルもヌマガエルも、近くをアリが通っても見向きもしません
食べるとしても、カエルの餌としてはあまり良くないようですね、お腹の中で噛むとか、ホントかな?
サカマキガイ
ちょっと意外でしたが、自然界でもトウキョウダルマガエルもヌマガエルも常食しているという調査結果がありました
貝殻が柔らかいから食べれるそうですが、どうも餌にするのに抵抗があります
気が乗りません、なんでだろう?
その他虫もろもろ
その他虫もろもろ、選択肢はあるようですが、無理ですダメです
みなさん、おやりになってるようで凄いなと思いますが、僕は無理
せいぜい、ミミズやブドウ虫くらまでかな
メダ〇
陸上でぴちぴちしてたら絶対食うよなあ・・・いかんいかん
カメの餌(レプトミン、カメプロスなどなど)
あげられる餌がないや、どうしよう と思ってたところに現れた救世主がコレ
ほー、カメの餌で良いのかいな?
実際に、長期間カメの餌でカエルを飼育されてる方も居て、栄養的には問題がないようなので、現実的な選択肢としてはこれ一択かと
実は「肉でいいんじゃね?鶏肉とか」とも思っていたのですが、そういうものも食べるけど、カエルの身体にはよくないそうで・・・
カメの餌の中でも、圧倒的にカエルの実績が多いのはレプトミンらしく、無難に選ぶならこれなのでしょうが、たまたま売っておらず
3種類の餌が入っていることに惹かれ、こちらを買ってきました
飼育実績がないのはやや不安ですが、ウチのカエルは放し飼いで、コレだけじゃなく虫なども食べてるので、大丈夫でしょう
人工飼料を食べてもらうには?
調べてみたら、カエル飼育(←水槽で飼うパターン)では、なかなか人工飼料を食べてくれずに、苦労するようです
ピンセットに慣れさせるために、まずは活き餌をピンセットで与えて、ピンセットを餌を運んでくれるものと認識させるんだとか
でも、そこの段階が大変みたいで、みなさん苦労すると書いてありました
が、一応フライフィッシャーの端くれとしては
「おいおいちょっと待て、餌より全然デカいピンセットで餌を差し出されたら、食うはずねーんじゃね?」と思ってしまいます
そんなやり方じゃなく
- 細い釣り糸に餌を吊るし
- カエルさんたちの視界の外れから、虫のごとく自然に徐々に近づける
をやれば、イチコロなんじゃね? と思うわけです
ですが一方、それで食うなら、皆さんピンセットで苦労されるわけもないわけで、おそらくそう思ったようにはいかないんだろうなとも
でも、ダメ元でちょっとやってみますか
カエルの餌やり 実践編
餌以外に準備したのはこちら
知恵を絞ったのは、餌を取り付ける部分
餌を結んじゃうと、カエルが取りづらいから、8本の足の表面張力で餌をホールドするようにしてみました
餌付けるのがちょっと手間ですが、カエルが餌引っ張ればすぐ外れることを優先
餌のカメサクッ!は、20~30秒くらい水に浸け柔らかくしました
じゃ、いざ実践!
ヌマガエル
ピョーン、パクリ!
ピョーン、パクリ!
ピョーン、パクリ!
殺到します、争うように食べます
トウキョウダルマガエル
ジー・・・・、ピョーン、パクリ
池の中でプカプカ浮いてリラックスしてるので、スイッチ入るまでに時間がかりますが、普通に食います
アマガエル
ジー・・・・、パクリ
まさか食うまいと思ってたアマガエルまで食いました
なんだよ、3種類制覇だよ
カエルに人工飼料食わせるの大変ってのは、どこの世界の話なんだ?
きっと、水槽に入れられたナーバスなカエルと、放し飼いの狩りモードのカエルの差ということなんでしょう
究極のキャッチ&リリース
思いの外簡単にできた餌やりですが、これがなんとも面白く
釣りの楽しさと、餌やりの楽しさがミックスされてますから、そりゃ面白いわけです
餌やり視線でみると、カエルが慌てて餌に飛びつく姿や、もっと欲しいと寄ってくる様子が、とっても可愛いし
釣り視線でみると、狙った子に思った通りに食いつかせるだけでなく、その子が満足そうにしてるし栄養も摂れるしという、究極のキャッチ&リリースです
面白いからといってやり過ぎると、野生を失ったり、栄養バランスが崩れたししかねないので、1日1回程度にセーブしてます(なので、今回は写真も動画もまだなし)
しばらくの間、餌を食べた子達の様子も、注意してみておこうと思います