大中小おりますが?
金魚の稚魚(~3cm)が沢山育っていて、全部は池に入りません
貰って下さる方を探して、お譲りしなくっちゃなので、ジモティーに出してました
夏前に一度、金魚とメダカをジモティーに出した時には、すぐに応募があり2~3時間後には締め切たのですが、秋口だと違うのか今回はなかなか応募がなく、1週間程経ってやっと
でも、貰って下さる方がいて良かった
「大中小おりますが、どのサイズを何匹くらいご希望ですか?」とお聞きすると
「中を数匹お願いします」とのこと
やっぱり中ですよね、大きいのじゃ困るし、小さすぎるのも弱そうだし
そりゃ、中でしょうよ、承知しました中ですね
と、そこまでは良かったのですが、改めて実際のお魚を眺めてみると、中がどれだかわかりません
15cm前後の子達は、間違いなく大ですし、3cm以下の小さい子は間違いなく小ですが
その間の4cmくらから13cmくらいまでの金魚は全部中ですか?
いや、5cmくらいまでは細いから、中じゃないんじゃないか? とか
大きさもそうだけど、今年生まれた子は子供だから中じゃないんじゃないか? とか
12cmくらいの子は、大に比べれば小さいけれど、一般的な金魚のイメージからしたら大じゃなかろうか? とか
考えれば考えるほど、よくわからなくなりました
で、大中小の3段階でわけるのが無理あるんだよな という結論に達し、
針子<稚魚<幼魚(~3cm)<小(~5cm)<中(~7cm)<大(~10cm)<特大(10cm~) くらいに分ければいいんじゃないかしら? と勝手に考えたり
別ってなにさ?、姉って何さ?
といっても、自分でサイズ区分をしたところで、他の方に伝わるわけがないので、実際の金魚業界ではどういうサイズ区分をしているのかを調べてみました
まずは、我北関東の雄、charmさんを見てみると・・・
んっ、別下?
上の広告の写真を変えると、大きさの説明写真があり、どうやらこんなことらしい
小赤<別下<小和金<大姉
うーん、突っ込みところ満載じゃないですか
金魚界隈の方々は、みなさんこれを違和感なく使ってるのでしょうか?
小赤は目にしたことありますし、イメージもできますが、白だったり黒だったりしても小赤ですか?、小白とか小黒とかはないんでしょうか?
そもそも、大きさを表す言葉に、色を持ち込んじゃダメなんじゃね?
そして別下、別下って何さ?、聞いたこともないです
おそらく別の下なんでしょうけど、別って何さ?
全くわけがわかりません
その上に行くと小和金
別下よりはまだいいけれど、何故ここで小和金?
この位置なんだから中和金なら違和感ないけど、小和金なのは何故?
そして、大姉
姉とはなんだろう?、雄でも姉ですか?、大兄はいないのですか?
そんなややこしいことせずに、大和金じゃダメなのですか?
なんだこりゃ、わけわからなくって、頭がおかしくなりそうです
金魚のマルウさんの分類
charmさんの使う分類は一旦忘れ、もう少し調べたどり着いたのが金魚のマルウさん
小赤下<小赤<別下<別和金<小和金<並和金<中和金<大和金
おぉっ、これならなんとなくわかりますね
別って何さ? とか、並より中のほうが大きいのかっ! とか、やはり不思議な部分は残りますが
5cmまでが小赤(小赤下、小赤)
7.5cmまでが別和金(別下、別和金)
7.5cm以上が和金(小和金、並和金、中和金、大和金)
って整理をしてみると、けっこうシステマティックでわかりやすい
ボーダーラインは5cmと7.5cmのようです
5cmまでの小赤が子供、7.5cmまでの別和金が未成年、7.5cm超えると成人という感じでしょうか
関東は和金、関西は姉らしい
そして、マルウさんの表をよく見てたら、charmさんの分類も理解できる気が
別下は未成年全般ってことなんでしょう
そして、小さめも混じる可能性があるから、別和金と言わずに小さめを表す呼称の別下として出荷するということかと
和金も同じで、小さめの呼称の小和金として出荷
大和金じゃなく大姉なのは謎ですが、関西では 小姉<中姉<大姉 とか 小赤<姉赤<姉大<親姉 とかのように、姉シリーズで呼ぶらしく
何故関西呼びが混ざっているかは別にして、姉というのは和金を表す言葉らしいということで納得しておきます
全長と体長
一応、和金の大きさ呼称がなんとなく理解できたところで、庭に出て池の金魚を眺めてみると、今度は、尾ひれは長さに入れるのかしら? という疑問が沸いてきました
調べてみたけれど、これがまた良くわからない
尾ひれも入れたのが全長 尾ひれを除いたのが体長 といういところまではわかるのですが、「5cmまでが小赤、7.5cmまでが別和金、7.5cm以上が和金」っていう時の長さは、全長なのか体長なのかが、わかりません
たのみの金魚のマルウさんも、「サイズ」としか書かれておらず、全長なんだか体長なんだかわかりません
うーん、もう嫌です(笑)
結局、どの大きさの子をお渡ししよう?
和金の不思議な大きさ呼称の理解は諦め、アバウトに行くことにしますが、もともとは、「中を数匹お願いします」というリクエストに対し、どの大きさの子をお渡しするかでした
で、5cm未満や、12cmクラスは 中 とは言わないでしょうから、その間をバランス良く って感じにしようかと
- 今年生まれた子の中で一番大きい5cm超の子達「別下」を2~3匹
- 去年生まれた子のうち小さ目な7.5cmくらの子達「小和金」を2匹
- 去年生まれた子のうち大き目な10cmくらいの子達「並和金」を2匹
って感じがいいんじゃないかなと考えています
あらあら、こうやって使ってみると、別とか並とか違和感ありませんねぇ
ちなみに、charmさんの使ってる4段階式だと、7.5cmも10cmも小和金になってしまいますが、10cmの金魚を小和金と呼ぶのに違和感あるのは私だけでしょうか?
それにしても、不思議な和金の大きさの呼び名、詳しい方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください