落水と言うそうな
田んぼの稲穂が、たわわに実っています
とてもいい色合いだし、おそらく喜ぶべき豊作でもあるのでしょうが、もの寂しい色合いでもあり
でも、稲刈りされてしまうと、一気に寂しい景色になってしまいますから、もう少しの間はこの景色を楽しまなくては
近隣の田んぼも1/3程が稲刈りされました
まだ刈られてない田んぼも、水が抜かれました
調べてみたら、稲刈り前に田んぼの水を抜くことを、落水と呼ぶそうです
刈る前に土の養分を稲に吸い上げる目的と、刈る時にコンバインを操作しやすくする目的があるそうです
毎晩ナイトカエルウォッチングをしていた カエル密度がとっても高い奇跡の田んぼ も、とうとう落水されました
残念ですが、仕方ありません
先週、まだ落水前の田んぼに、まだ足の生えてないオタマジャクシをみかけると、「急いで!」と教えてあげたくなりましたが、仮に伝わったところでどうにもなりません
一部では、田んぼの水を抜いた時に、水が必要な生き物が逃げ込めるよう、一部深くした水路のような「江」というものを作る取り組みも行われているようで、そういうものが広がってくれるといいなとも思います
ですが一方で、田んぼの水を抜きオタマジャクシが干上がるのも、メダカ飼育で採卵を止めるのも、そう変わらない気もしてはおり・・・
TDGが陸にあがる季節?
一方当のカエル達は、我々が思ってる以上に、田んぼのサイクルに適合しているんじゃないか? と思うようなことがありました
近隣の田んぼがほぼ全て落水した今週、うちの庭のTDG(トウキョウダルマガエル)達が、池から陸にあがり始めたのです
夏の間は、昼間はほぼ池に浸かりっぱなしか、池の端の日陰に潜んでおとなしくしていたTDGの大物達が、昼間から池の周りを徘徊するようになり、今までなかなか見れなかった豊満ボディをあらわに露出してくれています
シオカラトンボも見かけなくなり、そろそろアキアカネが来るかな? という時期、おそらく水温もそこそこ下がるこの時期に、カエル達の行動パターンも変わるのかもしれません
というわけで、今日はグラマラスTDG達のグラビア写真集をお楽しみ下さい
まずはグラマーじゃないけど、仲良くしてくれる2匹から
こちらは一番仲良くしてくれてる ミドちゃん
こちらはキンちゃん
この2匹がノーマルサイズ、今までこの2匹を見慣れてたので、これからご紹介するグラマーサイズは、改めて「でかっ!」「肥えとる!」「これぞダルマガエル!」という感じ
稲刈りされた田んぼのカエルは?
ウチの庭のカエル達はこんな様子ですが、稲刈りされてしまった田んぼのカエル達はどうなるのでしょうか?
その年に生まれたチビTDG(トウキョウダルマガエル)は3cmくらいで、稲刈後の田んぼでも毎年よく見かけます
お隣の農家の人が「カエルなら藁の山の下に入ってるよ」と、見せてくれたこともありました
おそらく、ウチの庭のカエル達と同じように、新しい季節に合わせて、たくましく生きていくんだろうなと思います
でも、田んぼだと、ウチにいるようなグラマーな子は見たことないんですよねぇ・・・
どこにいるんだろう?