ヨーグルトメーカーは高稼働をキープ
キッチン家電って、あまり使わなくなってしまうことが多くありませんか?
オーブンレンジ、炊飯器、湯沸しポット は流石に毎日稼働してますしが、フードプロセッサーと、ミキサーと、ハンドミキサーあたりは、ほぼほこりをかぶってます
案外頑張ってるのが、ホームベーカリー(パン焼き器)で、週2回は稼働しています
ヨーグルトメーカーも、ほこりをかぶる可能性が高いと思ってましたが、意外にもホームベーカリーと同じくらいの稼働率でコンスタントに利用しています
やはり、「必須かつ代わりが効かないもの」であれば、使われるということでしょうね
ミキサーやハンドミキサーで作るものは、必須の料理ではありませんし、フードプロセッサーは、包丁で代わりが効くし
ヨーグルトはウチでは今や必須になり かつ ヨーグルトメーカーを使う以外に作る方法がなく、コストを考えると買う選択肢もないので、そりゃぁ使うしかないわけです
ヨーグルトを作ることが週2回、それ以外に、肉系の低温調理とかえひめAIづくりをするので、週3くらいで稼働しています
肉系の低温調理はどう?
ヨーグルトメーカーを買ってからの2ヶ月の間に、肉系の低温調理はいろいろやりました
鶏胸肉のハムとか、砂肝のコンフィとか、ローストポークとか、ローストビーフとか
が、砂肝とか豚肩ロースとかは、低温調理より普通に焼いたほうが旨いし簡単なので、低温調理にする必要がないなと感じました
普通に調理するとパサつきがちな鶏胸肉は、低温調理するとしっとり仕上がり美味しいのですが、それよりも普通に焼いた鶏モモ肉のほうがおいしいので、わざわざ鶏胸肉買ってきて作る必要もなく・・・
となると、低温調理の最後の砦は、やっぱりローストビーフ
フライパンやオーブンで作ると、火が通り過ぎ固くなりがちな牛塊肉ですが、低温調理ならその心配はなく、ちょうどいいレア具合に仕上げることが簡単にできます
炊飯器の保温モードで作る人も多いようですが、炊飯器では70℃以上になってしまい、レアーっぽい仕上がりにはなりません
その点ヨーグルトメーカーは温度設定が自由にできますから、低めの温度でじっくりレアーに仕上げることができます
大きな塊肉はヨーグルトメーカーに入らないので、小ぶりな肉でしかできませんが、小ぶりな肉ほど火を通し過ぎてしまいがちなので、そういう肉には特に低温調理が合うと思います
ローストビーフを作る
今日は小ぶりなちょうどいいサイズの牛塊肉があったので、ローストビーフを作ることにしました
1.フライパンで表面に焼き色を付ける
多めに塩コショウをし、フライパンで焼いて焼き色をつけます
焼くといい匂いがするので、焼いてるそばから食ってしまいたい衝動にかられます
実際、小さい塊肉なので、フライパンで焼き少しねかせるだけでも火が通りそうです
でも、ここは我慢です
2.ヨーグルトメーカーに入れる準備、容器に入れる
焼き色がついた肉はジップロックに入れ、よく空気を抜きます
それを、ぬるま湯を入れた容器に入れて、ヨーグルトメーカーに入れます
この容器の細さが、ヨーグルトメーカーが小ぶりな肉限定になる理由です
大きな塊肉を低温調理するには、ちゃんとした低温調理器が必要になります
3.ヨーグルトメーカーで低温調理
容器をヨーグルトメーカーに入れ、54℃×2時間半にセットします
この温度と時間は、いろんな方がいろいろ試してたどり着いたものらしく、この温度と時間を信じます、自分でいろいろ試す気はないので
54℃ってのはかなりの低温、豚や鶏では怖くてできない温度です、牛ならでは
ヨーグルトメーカーのタイマーは30分単位が設定できないので3時間にセットし、スマホのアラームを2時間半後にセットしました
4.粗熱をとって冷蔵庫で冷やす
2時間半経過し低温調理が終わったら、ジップロックごと氷水に漬け粗熱をとってから、冷蔵庫で2時間ほどねかします
この冷蔵庫の2時間もおいしくするために大事な時間なので、トータルで約5時間かかります
といっても、ほったらかしの時間がほとんどなので大変ではないのですが、昼食後すぐに調理を開始しないと、夕食に間に合わなくなります
夕方になってから、今日はローストビーフにしようかな! なんて思いついても間に合いません
5.カットし食べる
冷蔵庫で2時間ねかせば、肉汁も落ち着いてるはずなので、カットして盛り付けます
ウチでは、ソース類は一切かけず、ホースラディッシュだけで食べるので、これで完成です
個人的には、もう少しレア気味のほうが好みですが、まぁまぁいい感じではないでしょうか
安い肉なので、なかなかの歯ごたえではありましたが、火の通り過ぎで固くなってる感じは全くなく、この肉にしては食べやすく仕上がったんじゃないかな
子供達も犬も、よく食べてくれました
ただ、この程度の肉のローストビーフって、「とっても美味しいご馳走」というものではありませんね
大喜びしてくれたのはチビ姫(犬)だけでした
ヨーグルトメーカーが来てからの2ヶ月間に、何度も食べさせられてる子供達は、さすがに飽きてしまったようです
次は少し間を開け、クリスマスに和牛で作るかな