主(あるじ)不在じゃなかった
昨日の朝、「主(あるじ)不在の池」 で、カエル達も全員冬眠に入り池にはもういませんと書きました。半年間お別れです、長いよなぁ・・・と思いながら。
その後、筋トレやら体操やら散歩やらお風呂やらの朝のルーティーンをこなし、いつものように8時半からリビングでお仕事を開始。10時半から打ち合わせがあるので、その直前に最終確認をしていた時のこと。
「ングググググ、ングググググ」
ん?なんか聞こえたような・・・、カエルはもいないはずだし、虫かな?鳥かな?
「ングググググ」
いやいや、この聞き覚えのある鳴き声はトウキョウダルマガエルでしょ。
打ち合わせ開始3分前でしたが、急いで庭に飛び出すと、やっぱりいまいた。
一番大きな親分(といってもメス)でした。やっぱり大きいと寒さに強いのかしら?
よく太ってます。トウキョウダルマガエルが丸々太ってるのは、寒さ対策なのかもしれませんね。
トウキョウダルマガエルが先住種で、ほっそりしてるトノサマガエルは、後から南西から勢力拡大してきた種らしいので。
今年また顔を見れると思ってなかったよぉ。嬉しいけど、なんで「主(あるじ)不在の池」 を書いたその日に出てくるかな?
写真を撮り、一緒に庭に出てきた奥さんに、「この子は大きいから寒さに強いのかも」と言ってみたら、奥さんは違うと言います。
「だって、小さい子も居るじゃない」と。
おやおや、もう一匹出てきましたかぁ。どこから出てきたんだろう?、水の中にいたのかな?
打ち合わせが始まってしまうので仕事に戻りましたが、その後2匹は夕方まで池にいました。
今日は暖かかったから、出てきたのかな?
冬眠の不思議
しばらく前に「僕は寒くないんだよ」by カエル君 にも書きましたが、自分たちは冬眠というと、「熊が秋にたらふく食べた後に穴に入ってひたすら寝る」というのをイメージしがち。
カエルも穴に入ってぐっすり眠ってるとイメージしてると、今朝のようなことで驚くことになるのですが、実はそうではなく、変温動物の冬眠ってのは単にじっとしてるだけに近いのかもしれません。
そして、今日みたく暖かいと、普通に活動し始めるだけなのでは? と思いました。
あと、2匹目の小ぶりなカエルが知らぬ間に顔を出してたってことは、もしかしたら池の底にいたのかもしれません。陸から池に入った気配は全くなかったので。
トウキョウダルマガエルは土の中や落ち葉の下などで冬眠するだけでなく、水中で冬眠することもあるようで、「冬に池の水を抜いたらカエルが居てビックリ」みたいなことは時々耳にします。
もしかすると、そのパターンなのかもしれません。
池の底に居るのだとすると、モツゴと一緒に泥にもぐってる感じかな?
池にも落ち葉を入れておいたほうがいいかもしれませんね。