奥さんの誕生日に、アニバーサリー休暇をとって、平日のメッツァビレッジとムーミンバレーパークに行ってきました。
ムーミンバレーパークはそこそこいいお値段しますね。
エントランスロード。ここを抜けると、北欧風の世界が広がります。
なんとなく「明治神宮の参道みたいだな」と思いました。
チラッと建物が見えますね。
メッツァビレッジだけ見るつもりでしたが、せっかくだし、お誕生日だしと、ムーミンバレーパークにも入ってみることにしました。
ちなみに、メッツァビレッジだけでも、雰囲気はいいし、カヌーなどもあるし(有料)、楽しめると思います。特に近くに住んでる方なんかはいいでしょうねぇ。平日は駐車場も無料でしたし。
さて、ムーミンバレーパークに向かいます。
「ムーミンはともかく、ミーなんだぁ・・・、ノンノンじゃないのね」と思った人は、昭和のムーミンを見てた世代だそうです。今はムーミンは「ムーミントロール」だし、ノンノンは「スノークのおじょうさん」だそうです。なんじゃそりゃ。笑
どうも昭和世代の我々が見たムーミンは、かなり日本アレンジがしてあるものらしく、原作者に「これは私のムーミンじゃない」とまで言われたとか。「ねぇムーミン、こっち向いて」世代はどうしたらいいの?って感じです。最初からやり直しの刑。
ある時間までに入場すると貰えるようです。知らなかったけど、もらえてラッキーでした。大事に持って帰ってきましたが、ニョロニョロの絵が描いてあるポンチョなんて、どこで着たらいいのかしら?
なので、一組ずつ入れ替わりで見る感じ。
ムーミン屋敷の周りには、おそらく北欧の植物が植えられてるのではないでしょうか?
見たことのない可愛い花がありました。(もしかすると、自分が知らないだけかも)
アトラクション的なものもポツポツあるにはありますが、ディズニーランドやディズニーシーのイメージで行くと、拍子抜けすると思います。そういうテーマパークとは違う味付けをしてある模様。原作者さん意向や、ムーミンの世界観を大事にしたのかなぁ・・・という印象でした。
ちなみに、ムーミンって膝ぐらいの大きさだそうです。(ちっちぇー)
いかにもテーマパーク内のランチって感じですが、そこそこ美味しかった。
と、テーマパークとしてはこんな感じなわけですが、ここの良さは人工的に作られたものではなく、元々の奥武蔵の自然じゃないかと思いました。深い森と湖でできた自然がまずあり、そこを少しテーマパーク風にしている そんな場所という印象でした。
なのでこの場所を楽しむには、自然そのものの景色や、植物や鳥達を感じるのがいい気がしました。
ホントに自然豊かなので、そういう趣旨の公園に行ったみたいでもありました。ちょっと残念なのは、木の名前などがわからないこと。湖畔に一番多くドーンと並んで立ってる針葉樹の名前が知りたくて、スタッフの方にもお聞きしたのですが、結局判らずでした。デカい木だから、Googleレンズでも判別できずで・・・
メッツァビレッジ&ムーミンバレーパークの植物&鳥ガイドブック みたいなものを作ってくれたら、もっと楽しめるのにと思いました。
ちなみにこの湖は、元ヘラブナの管理釣り場の宮沢湖で、大鯉でも有名なところ。池や湖に行くと、魚のつきそうなところを凝視してしまう夫婦なので(奥さんも釣り好きなのです)、いろんなところから湖の水中に目を凝らしてしまいました。
魚影はあまり見えなかったのですが、1匹だけ大物を見ました。50cmクラスのランカーバス。もう何年も誰も釣りしてないわけだから、やったらスゲー釣れるんだろうなぁ・・・
まとめ
- アトラクションに課題に期待せず、自然とムーミンの世界観を楽しみに行くなら、とてもいい場所でした。ちょっとお値段高めですが・・・
- ムーミンの世界観をちゃんと勉強してから行った方が、絶対楽しめると思います。「ねぇムーミン、こっち向いて」じゃダメです。
- 歩きます。覚悟しておきましょう。
- 近くにコストコがあります。帰りに寄りましょう。
自分もこれを機に、ちゃんとしたムーミン作品を見てみようかと思ってます。
というのも、「ムーミンパパが自暴自棄になってしまい、ムーミンママは寂しくなって、昔を思いなが絵を描く」というエピソードが紹介されてまして、それがとても気になってしまい、続きを知りたいのです。
そのエピソードだけでも、やっぱり昭和のムーミンとはだいぶ違う感じですね。