メダルラッシュのスケボー
メダルラッシュだったスケボー。今までスケボーやったことない人、見たことなかった人も、今回は見たのではないでしょうか?
「スゲーな」という感想とともに、「みんな転びまくりじゃん」とか「危なそう」とも思いますよね。こりゃ、若い子にしか出来ねーよ、オッサン・オバサンには無理だぞ とも。
でも、BMXの競技を見て「自転車危ねー」とは思いませんよね。それと同じで、スケボーだって、ストリートやパークの競技を見て、「危ねー」「普通の人には無理」と思うのは勘違いです。ただ滑るだけのスケボーもありますから。
普通に自転車乗って走るだけで気持ちいいのと同じで、スケボーだってただ滑るだけでも楽しいですよ。
オリンピックのおかげでスケボー人気が高まると思いますが、そんな誤解も生まれそうなので、自分は「ただ滑るだけのスケボー」について書こうと思います。
オッサン、オバサンはクルーザーを選ぼう
スケボーにも種類があります。
- ストリート オリンピックでやってたのはコレ。跳ぶ用。
- クルーザー クルージング用。(サーフスケートとかロンスケもこの一種?)
オリンピックでやってた、ストリートもパークも、上記分類でいうと「ストリート」に入ります。ストリート用のスケートボードはこんな感じ。
デッキは前も後ろも反った形状で、紙やすりのようなテープが貼ってあります。その摩擦を使ってオーリーという跳ぶ技をやるためです。
で、このストリートタイプのスケボーは、足回りが固くて真っ直ぐしか進めません。足で蹴ってガラガラ進むとか、チクタクは得意ですが、乗って両輪を地面につけてクネクネ進むのは苦手です。
一方クルーザーは、跳ぶことは想定しておらず、クネクネ進む用に設計されてます。一昔前に流行った、ペニーもクルーザー(ミニクルーザー)です。
ウィール(タイヤ)も大きくて柔らかいので、アスファルトなどの粗い路面でも静かにスムーズに進めます。トラック(ウィールを支える脚の部分)も可動域が大きく柔らかいので、クネクネ進みやすいのです。
大人が気軽にスケボーやるなら、 クルーザーがお勧めです。
クルーザーもいろんな種類がありますが、ペニーのような小さいタイプは実は難しい。長く太いスケボーのほうが安定するし、進みやすいです。ウィールベースという前輪・後輪の間隔が16インチ~20インチくらいあると、かなり進みやすいはずです。ちなみに、ストリートタイプは小回り重視なので14インチくらいしかありません。だから安定しないし進みづらい。
クルーザーの仲間には、サーフスケートというのもあります。スイングトラックという可動域の広い特殊なトラックを使っていて、スピードは出ませんが、とにかく進みやすいので、これが一番簡単です。ただ、値段はちょっと高いです。
古い動画ですが、サーフスケートの有名な動画を貼っておきます。
今は、こんなのが人気のようです。とても乗りやすいようですよ。
しょぼい腕前の動画
最後に、自分のことを。
自作したかなり大きいデッキに、サイドワインダーという小回りが利くトラックをつけたスケボーを使っています。写真などはこちらを。
腕前はしょぼくて、この程度。 45歳の頃にひと夏練習し、最近またやり始めました。
最後にコケそうになってるのが、いいでしょ(笑)
この程度の腕前でも、スケボーはけっこう楽しいですよ!