もみじの備忘録

人生終盤に入ったけど、北関東南縁でキラキラした日々を過ごしたい!

へんだらもない話 金魚編


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今日は金魚についての「へんだらもない話」として、小ネタを4つ書きます。

普段小ネタは、ブログの後半に写真中心に載せますが、今日の小ネタは写真のないネタだったり、写真じゃ伝わりづらいネタなので。1本記事にするほどでもないネタなので、4つセットにしてみました。

ところで、「へんだらもない」って、どこの言葉なんでしょう?、静岡あたり?

 

1) ジモティーの取引、ありがとうございました!

金土日で、金魚とメダカ合わせて100匹以上を出荷しました。短期間にこんなにたくさん出荷したのは初めてです。

以前は「お譲りする」と表現してましたが、最近は「出荷」という意識になりました。実際自分がやる「ご要望をお聞きし、種類や量に合わせた梱包材を選び、掬って入れる」という作業が、まさに「出荷(準備)」だからです。

 

今回匹数が多いのは、メダカの稚魚が多いから。稚魚の場合、20匹まとめて出荷などもあるので多くなります。それだけ出荷しても、まだまだ稚魚のストックは100匹くらいあるので、そんなにいたの?とビックリしています。

金魚も20匹ほど引き取っていただけました。残念ながら、メダカと違って金魚はあまり人気がありません。金魚は金魚で可愛いのですけどね。

そんな中貰って下さるので、器量の良い子を厳選してお渡ししました。

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金魚・メダカは全て無料でお譲りしています。ウチで飼いきれなくなったお魚を引き取っていただくのですから、お金をもらうわけにはいきません。

無料なせいか、お土産を頂くことも多く。飲み物や、お菓子などが多いです。メダカ稚魚20匹に「たい焼き4枚」とか頂いちゃうと、かえって申し訳ない感じです。

そんなことも含め、ジモティーの取引では、「生き物が好きな人に悪いひとはいない」ってのを、実感しております。取り引きしていただいた方々、本当にありがとうございました。

 

2)金魚の色が変わる

金魚は産まれた時は黒っぽくて、2cmくらいになると色が出てきます。そのころは「まだら」で、3~4cmくらいになると、真っ赤とか赤白とか、その子の色が決まります。

ウチの場合、ほとんどの子が真っ赤になってしまいます。今、療養中のテンちゃん(ほぼ白)の子供もいるのだから、白混じりのチビ金魚も多くいそうなものですが、そうはなりません。ほとんどの子が真っ赤、白混じりは毎年2~3匹で、その子達もなかなか生き残りません。結局、池で生き残る金魚はほとんどが真っ赤になります。

去年は一匹だけ、全身白で頭だけ赤い「丹頂」という柄の子が育ち、秋に池に入れました。産卵できるまでに成長してくれるといいなと思ってましたが、その後は姿が見えずでした。そして4月、この丹頂の子がもう池にいないことが、はっきり確認できてしまいました。今年はコレをやったので。

残念ですが、仕方ありません。

 

と思っていたら、最近池に「丹頂」の金魚が出現しました。大きさは5cmくらいなので、間違いなく去年生まれの金魚です。ってことは、「池の水全部抜く」をやった4月には真っ赤で、その後色が変わったのでしょう。それしか考えられません。

金魚って3歳くらいまで、色が変わることがあるそうです。それも知識としては知ってましたし、他の飼育者さんのblogでガラリと色が変わる様子も見てはいました。でも、自分のところでそんなことが起こるなんて、ビックリです。

 

そしてこの金魚の色が変わるお話には、更に続きがありました。

お盆に帰省できないからと、親に電話してみた時のこと。母親が「そういえば、去年もらった金魚が2匹、真っ白になったわ」と言います。去年のお盆に20匹ほど持って行った金魚のうちの2匹なので、ウチの池の丹頂君と同じ時期に生まれた金魚です。

白くなった時期もちょうどウチの池の丹頂君と同じだったので、そういうタイミングだったのかもしれません。

緊急事態宣言が解除されたら、実家に白い金魚を見に行きたいと思います。待ち遠しいぞ。

 

3)マツモが稚魚を守る

今年の池は、マツモが大繁茂しています。金魚の生息域を狭めてしまうほど。

カエルには良さそうなので、殖えるにまかせていましたが、最近厚みもかなり出てきてしまいました。さすがにそろそろ、剪定せねばなりませぬ。

 

そして今日、剪定しようとマツモ掴んで持ち上げたら、マツモの下にはまだ2cmくらい金魚の稚魚が数匹。大きさから、おそらく生まれたのは7月頃。そのころはもう採卵してないので、池で卵から孵り、池で大きくなったということです。

金魚もメダカも、生まれた稚魚を親と一緒にしておくと、ほとんどが親に食べられてしまいます。特に金魚は、産卵フィーバータイムが終わると、産んだ卵を自ら食べまくるカオスな習性があるくらいなので、やたらたくさん卵を産む割には、ほとんど生き残りません。

が、ちょっと見ただけで数匹確認できたということは、おそらく10匹以上が育っているのでしょう。こんなことは今まで一度もありません。これはやっぱり、今年から入れたマツモのおかげでしょう。マツモの森が、稚魚達の隠れ家になったのだろうと思います。

 

ウチの池の金魚、一昨年まではずっと10~15匹くらいでした。採卵をせず、自然に任せていたので、毎年親に食われないサイズ(2cmくらい?)まで育つ子は2~3匹程度、だから増えずに10~15匹のままでした。

が、去年から採卵を始め、一気に金魚の数が増えました。今は40くらいいるので、池のキャパ的にそろそろ限界です。もはや、今年生まれた金魚を全部入れることすら無理そうな状況です。

そこで、来年は採卵せず自然に任せる方式に戻そうかなぁ と思っています。それでも、マツモが繁れば、一定数の稚魚は生き残れそうなので。

 

4) 強い子・たくましい子

ウチの飼育方針の基本は「強い子・たくましい子をしっかり残す」です。

キャパが限られるなかで、全員を育てることはできません。自然淘汰も必要なことと認識しています。

だからといって、選別はしません。あくまでも自然淘汰は、自然まかせ・神様任せです。自分が神様の役をやるつもりはありません。だから、ヤゴもそのままです。

 

そういえば、なかなか大きくなれなかったドンちゃんも、今ではすっかり大きくなりました。池にも馴染み、普通に暮らしています。

口が少しおかしいせいで餌を上手く食べれず、特別成長が遅かったドンちゃんですが、とても「強い子」です。ドンちゃんなりの「たくましさ」で生き抜いてくれてますから。

同じ容器の魚が全部アライグマにやられた時にも、唯一生き残ったハリーポッターのような子です。池でも、他の金魚とはちょっと違うパターンで行動しており、それもドンちゃんらしいなと思います。

みんなが同じじゃなくて、個性ある子がいるっていうのは、とても良いことですね。引き続き、ドンちゃんを応援していこうと思います。

 


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