もみじの備忘録

人生終盤に入ったけど、北関東南縁でキラキラした日々を過ごしたい!

「ビアリー酒税かかるから高い説」はガセでした


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ビアリーに酒税がかかっているという誤解

ビアリー

ビアリーシリーズ。9月末には、500ml缶が追加されるようです。

自分もつい最近まで、ビアリーが高いのは酒税がかかっているからだと思っていました。が、どうやらこれが勘違いで、酒税はかかっていないらしいのです。単にいい材料を使っていたり、アルコールを抜く工程を丁寧にやってるから、価格が高いということらしいのです。

けっこう、この勘違いの記述は良く見かけます。自分も2本の記事でこう書いてしまっていたので、訂正しましたが、一度広まってしまうとねぇ・・・

 

アサヒビールさんに問い合わせ

実は自分、アサヒビールさんに問い合わせしてみたのです。

「ネットでは、日本の酒税では脱アルコールビールも課税されるというのを良く目にしますが、本当ですか?」「ビアリーは酒税が課税されてるのですか?」と。

そしたら、「酒税はかかっておりません。」という回答でした。やっぱりそうだったのかぁ・・・

 

なので、声を大にして言いたい。

ビアリーが高い理由は、税金ではありませんよぉ!

おいしいノンアルにするため、香り豊かでコク深ベースビールを使ったり、手間と時間をたっぷりかけて脱アルコールしてるんですよぉ!(だから高いんですよぉ)

 

でもなんでそんな誤解が?

でも、なんでそんな誤解が生じたのでしょうか?、誰かがテキトーなこと書いたのが始まりだったりするのでしょうか?

真相はわかりませんが、ネット上の過去の記述を漁って推測すると、どうもこんな経緯っぽい気がします。

  • ノンアルビール(アルコール1%未満)だから酒税はかからない。でも、酒税法は関係する。 酒類製造免許の交付が酒税法に基づくから。脱アルコール製法の場合、一度ビールを作るので、酒類製造免許が必要。
  • 一方、発酵させずアルコール抑える製法の場合、酒類製造免許は不要。酒税法は一切関係ない。
  • 酒類製造免許は、60000リットル/年のビールを作らないとおりない。個人やミニブルワリーにとっては、これが壁になる。というような状況が「日本では酒税法の関係で、脱アルコールビールは難しい」と紹介された。
  • それが、「日本では脱アルコールビールに課税される」と曲解されてしまった。

もちろん、アサヒビールさんのような大手にとっては、60000リットル(500ml缶12万本)なんて簡単な量でしょうから、酒税法は全く関係ないわけです。

 

ビアリーも飲もう!

疑問も解決したところで、これからはビアリーも飲むことにしました!

アサヒビールさんのお客様相談室の方も、大変丁寧に教えてくれましたしね。なにより、いい材料を使って、丁寧に作ってるそうなので、美味しいに決まってます。

 

実は自分、4月に一度飲んで以来、ビアリー飲んでないのです。その後は、「ヴォルファス エンゲルマン」とか「ヴェリタスブロイ」とか「バーグブロー」とかのドイツ勢脱アルコールビールばかり。もうビアリーの味なんて、すっかり忘れてしまっています。

今後もコスパ考えると、普段はゲルマンノンアルにならざるを得ませんが、ハレの日くらい日本製の脱アルコールノンアルを飲みたいぞ!

宝くじ当たったら買おうかな。(いや、そこまで高くないってば)

 

業務スーパーさんのノンアル バーグブロー

業務スーパーさんのノンアル「バーグブロー」(左)
今日はジンジャーエールで割り、シャンディガフ風にしてみました

 

 


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