優柔不断
優柔不断というのは、生まれ持った性質なのでしょうか？
思春期の頃から、ずっと何かを迷ってきた気がします。そのころの迷いなんて、どーでもいいことばかりだったと思いますが、本人は至って真面目に迷ってました。
ある時母親に、「迷った時に参考にする、聖書みたいなものがあったらいいのに」と言ったことがあります。そしたら母親は、「毎回迷ううちに、自分の中に聖書みたいなものができるわよ」と言いました。聖書が欲しかった自分にとって、母親の言うことは不満でしたが、「そうかもしれない」とも思いました。そしてその後、迷った時には自分で良く考えるようになりました。
と書くと、いいことのようですが、迷うことが「カツカレーにしようか、それともビーフシチューか」みたいな『どーでもいいこと』ばかりなので、単に優柔不断が加速されただけでした。そして、聖書なんてできませんでした。できやしなかったよ母さん！
で、還暦近くなってきた今も、優柔不断で迷いまくり。
今日も庭でヌマガエルを見つけ、この子は痩せてるし冬越せないかもと心配になり、飼おうかしばし迷いました。
ウチの庭では、ヌマガエル⇒トウキョウダルマガエル⇒アマガエルの順番で冬眠に入ります。既にトウキョウダルマガエルも冬眠に入っているのに、ヌマガエルが居るのは珍しいのです。
ここで出会ったのは、飼ったほうがいいってことじゃね？ とも思います。一方、ウチのポリシーは「放し飼い」なんだから、自然に任せたほうがいいよ とも思います。まぁ、おおよそどっちだっていいわけです。
結局、プラ水槽に桐生砂を敷き、その上に水苔を入れ水場も作り、ヌマガエルを入れてみました。でも、水槽に入れたヌマガエルが、あまりうれしそうではなかったので、結局庭に放しました。
後で考えると、今年は既に家の中に、テンちゃん(←隔離治療中の金魚)もいるし、よっちゃん(ヨシノボリ)もいるから、更にヌマガエルまで飼わなくて良かった気もします。毎日リモワの生活でもなくなったのもありますし。
迷ってたけど結局買った梅盆栽
迷ってたと言えば、梅盆栽を買うかどうかも、迷ってました。
梅は一番好きな木の花だし、冬が苦手な自分にいち早く春を知らせてくれる花なので、以前から欲しいと思っていました。一方、梅は近所を散歩しながら「あそこならもう咲いてるんじゃない？」と、開花を探すのが良いのであって、ウチに置いとくもんじゃぁないんじゃね？ とも思っていました。
そんなことで迷うなよ、とりあえず買ってみればいいんじゃね？ って話です。が、ここ３年くらい、迷ってました。
しかし、たまたま寄ったホームセンターに梅盆栽があり買ってしまいました。結局背中を押してくれたのは、1000円という格安のお値段でした。残り２鉢しかなかったので、迷ってられないというのもありました。
右：野梅(やばい)系の冬至という種類らしく、お正月には咲くようです。
買った後で、思いのほか早く咲いてしまう品種だと気づきました。自分は梅には、かすかに春の気配を感じ始められる「立春」のころに咲いて欲しいのですが、この梅は名前からして「冬至」ですから、ずいぶん早く咲いてしまうようです。
それってなんとなく風情がないなぁ・・・とも思いますが、冬至のころから春を感じられるとしたら、それはそれで良い気もします。自分、一番待ち遠しいのは立春ですが、冬至もとても待ち遠しいですから。
この梅がいち早く咲いて、春を呼んでくれたらいいなと思います。
その前に、まずは枯らさないようにしなくっちゃ(笑)
最近のアレコレ
冬至や立春のことを書きましたが、現実世界はまだ立冬が過ぎたばかり。とはいえもう、コンビニでアイスを買う気にはなりません。
「もうアイスって感じでもないから、ビックフランクでも買おうかな？」とコンビニに入ると、目に入ったのは「中華まん」と「おでん」でした。そうか、冬ってそういう季節だったよね。
「こんにゃく」「卵」「大根」です。いつもこの３つの「つゆなし」です。
ほぼ１年ぶりのおでんは、とてもおいしゅうございました。冬も、案外悪くないかもですね。
コルネットの練習、ぼちぼち続けています。散歩のついでに夕方の河原で。
先週はレ・ミ・ファ・ソしか出なかったのに、今週はソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ まで出るようになり、目標曲の「北の国から」がほぼ吹けるようになりました。あと、吹くのに必要なのは、高いシとドのみ！
やはり、曲が吹けると楽しいです。動画撮ろうと思ったけれど、奥さんは「まだ下手だから止めといたほうがいい」と撮ってくれませんでした。多分、めんどくさかったんでしょう(笑)。次から、コンパクトな三脚を持っていこうかな・・・
