昨日、「テンちゃん」が☆になりました。
このブログのヘッダー画像でも中心にいる、白い金魚です。ウチの池のエース金魚。
2020年夏。まだ幼い体形のテンちゃん。この頃からとても食いしん坊でした。
2020年の秋。この頃にはかなり大きくなり、オヤビンと同じくらいに。
2021年春、子供(卵)もたくさん産んでくれました。
2021年夏、池が酸欠気味になったせいで、濾過槽の流れだしに集まる金魚達。ここで、体調崩した子が多かった。すぐ対処できなかったのが悔やまれます。
テンちゃんもこの後体調を崩します。池の浅瀬に横たわってしまったので、隔離水槽で治療をすることになりました。
2021年8月、隔離水槽入りし、治療が始まったテンちゃん。餌切り・薬浴等で一時は少し良くなりました。
しかし、秋にはまた、お腹の膨れが大きくなってきてしまいます。それでも、とにかく餌を食べたいテンちゃん。「餌をくれー!」とこっちを見ます。
おそらく腹水病だろうと思います。いろいろ調べましたが、治った金魚の報告も全くなく、治す方法も見つかりません。薬漬けにするのも可愛そうなので、緩和ケアモードで見守ることにしました。
秋も深まる頃には、もうお腹はパンパン、この後転覆してしまいます。そしてその後は、底に寝たきりになりました。右の写真は最後の薬浴です、効果はありませんでしたが。
寝たきりになってからも、水槽に近づくとわかるようで、ヒレをパタパタさせます。時々手に乗せて、餌を1粒だけ食べさせたりしてました。
が、その後餌も食べなくなります。年末にはとうとう、マツカサも出てしまい、これはもう年も越せないかと思いました。
でも、テンちゃんはその後も昨日まで頑張りました。凄い生命力だと思います。
できるなら、春まで生き延びて、みんなが居る池に戻してあげたかった。命が短くなったとしても、隔離せず池でみんなと過ごさせてあげたほうが良かったかなという気持ちもあります。
今朝、亡骸を一度池に戻し、その後池のすぐそばに埋めました。
よく頑張ったね、テンちゃん。ありがとう、テンちゃん!
今年生まれた金魚の中に、白い金魚が何匹かいます。おそらくテンちゃんの子供でしょう。こんどはテンちゃんの子供達を、大事にするからね!