ねばねばさん
自民党総裁選、「ねばねばさん」に決まりました。
自分は一昨日(投票前日)に、以下のように書きました。
今回については、過去最大の候補者数であり、その分決選投票で動く議員票が多いわけですから、やはり逆転劇が大いにありそうです。
これは当たりました。逆転劇でした。
こうも書きました。
有力視されてる3人のうち、1人は決戦投票では票が集まらないと言われてるようですから、その方を含む決戦投票になった場合の結果は予想しやすい。
こちらはハズレました。
票が集まらない(=議員には人気がない)と言われてる「ねばねばさん」が逆転しました。
1次投票の結果を見て、「あー、初の女性首相誕生か。いつかはと思ってたけど、今回とは早かったな・・・」と思ってたので、びっくりしました。
ちなみに、「ねばねばさん」の由来はこちら。
私もず〜っと思っていた。
— 地球を買った男 (@kisakkoro13) September 25, 2024
この人は「ねばならない」が口癖でねばねば論法と呼ばれているという。
最終的には「しっかり議論しなきゃいけない」が結論となり「答えがよくわからない」
私は総裁候補討論会の
時、この人が話し出すと
早送りにして観ている
“ゴメンナサイ(笑)” pic.twitter.com/Lq2I3VBMUO
こんなこと会社で言ってたら、「で、結局お前はどうするつもりなんだよ!!」って怒られますって。
何も決められない人なのかしら?
決められないほうがいいかも
岸田さんは、何も決められない人なのかと思ってたのに、けっこうガツンと決めてきて意外でした。
決めたことは、いいことだけじゃなく、悪いこともだいぶあったと思いますが、それはどんな政権でもあるだろうから仕方なし。
でも、黄金の3年間を託された首相としては、もっとできただろうと思います。
特に、アレにはもっとちゃんと手を付けて欲しかった。この3年間にやらないで、いつやるんだって・・・
一方の「ねばねばさん」、総裁選公約がほぼ「増税します」ですから、ガツンと決められちゃ困るかも。
ウチの家計も困るけれど、せっかく12年かけて上向きになってきた日本経済の勢いが、またここで失速してしまいそうで・・・
そう考えると「ねばねばさん」には、何も決めずに、ずっと「議論せねばならない」と言っててもらったほうがいいかも・・・
立憲も「財務省の犬と呼ばれ実際に消費税増税した野田さん」なので、なおさらです。
でも、既に株価は暴落状態なので、「時既に遅し」なのかもしれません。
2012年の総裁選で安倍さんに決まった際は、直後から株価がうなぎ上りだったのとは対照的です。
保守系の支持者は、岸田政権ですでに半減してるようですが、さすがに今回の総裁選の結果で残り半分も離れるでしょうし。
衆院選は近いのでなんとか乗り切ったとしても(野党もたいがいだし・・・)、来年夏の参院選は厳しいような気がします。
そのころには、おそらく政権支持率も下がってるだろうし・・・
あと、こうなってしまったからには、アメリカ大統領選の結果がとても大事そうです。
おそらく外交面では、ひたすら従米になるでしょうから。
まぁアメリカのほうはさすがに大丈夫だろうと思いますけど・・・(ホントか?)
さて、自分はどうしましょ?
自分は以前より何度か書いてる通り、「原則、与党支持」のスタンスです。
与党がよっぽどひどくない限りは。 ※2012年は野党に入れました
が、さすがに今回はちょっと考えてしまいます。
「ねばねばさん」に期待できないってのもありますが、それ以上に今回の総裁選での決まり方が良くなかったし、その結果の党内勢力図もとても悪化してるようにしか思えなくて・・・
そのなこともあり、既に「ねばねば政権は短命に終わる」「1年持たないんじゃないか?」という予想も出てます。
でもまぁ、いい方向に行くかもしれないので(行く気はしませんが・・・)、まずはウォッチしていこう思います。