ある日、弟ザルがリビングでキーボードを弾いてました。
曲は「FLY ME TO THE MOON」。
弟ザルに「キーは何?」と聞くと「C」とのこと。
なら合わせられるじゃんと、自分はトランペットを持ちました。
しかし、演奏を始めるとキーが合いません。なんで?
そうこうしているうちに、弟ザルがキーボードのキー調整機能を使い、自分のキーに合わせてくれまして。
それで一応合わせられましたが、なんでCで合わなかったんだろう?
自分、独学トランペッターかつ初心者ですから、何か間違えてるかもしれません。
YAMAHAのトランペットの運指表を確認します。
でも、自分のドの押さえ方と、運指表のドの押さえ方は一緒です。問題ありません。
じゃぁなんで?
そこからいろいろ調べました。
そして、トランペットが移調楽器だということを知ります。
普通にドを吹くと、出る音がシ♭らしいのです。
YAMAHAの運指表でドと書いてある通りに押さえて吹くと、出る音がシ♭!
なんだよそれ?、そんなのアリ?
全くもって、納得がいきません。
更に、トランペットの楽譜って、そのズレた状態で書いてあるらしいのです。
例えば、シ♭の音を出すべきところの楽譜には、ドと書いてるらしいのです。
おいおい、なんでそんなめんどくさいことになってるのよ?
普通にド吹いたらドの音が出るトランペット作れや!!
普通にドの音はドと書いた楽譜作れや!!
だれがそんなへんてこりんなルールにしたのさ?
ちなみに、ド吹いたらドの音が出るトランペットも、もちろんあるみたいです。
が、たいていのトランペットはそうではないらしく、ズレてるらしいのです。
そして、自分が買ったトランペットもそう。ズレてるのです。
っていうか、プラスティックトランペットに、ド吹いたどの音が出る楽器(C管)なんてありませんて・・・
いやぁ、驚きました。
まさかこんなことになってるなんて、思いもしませんでした。
そして、自分的にはこんなの絶対許せません。
だって自分、移調とかできませんもの。転調ある曲は諦めてますもの。
トランペットだけでなく、移調楽器とはそういうものらしいのですが、全くもって信じられません。
もう、移調楽器禁止令を出したいくらいです。
ですが、そう言ってても仕方なし・・・
結局自分は、ドを吹いてるつもりでシ♭が出る、YAMAHAの運指表(移調前提)を捨てることにしました。
ドレミと吹いてるつもりで実際にドレミが出る運指を覚え直すことにしたのです。
「それって、Dメジャーで吹くってこと?」と聞かれればそうですが、意識としはそうではありません。
B♭の楽器をinCで吹くための運指表を使う とういことです。
自分、ハ長調専門なので。
というわけで、せっかくinB♭の運指覚えたのに、ゼロからやり直しです。
なんだかなぁ・・・