今日は「ソメイヨシノ」のお話です。
北関東でもだいぶ桜の花が咲いてきました。
自分はどちらかというと一本桜が好きですが、桜並木も壮観ですね。
今日も、学校とか、工場とか、川沿いとか、いろんなところで桜並木を見ました。
やはり一斉に花が開くソメイヨシノは壮観です。
それも、花だけが先に咲くというのもいいのでしょう。ソメイヨシノの特徴ですね。
で、見てるうちに「ソメイヨシノって、誰が広めたんだろう?」という疑問が湧いてきました。
誰かが流行らせたのでしょうか?
ソメイヨシノは挿し木で作った苗から育てるから遺伝子が全て同じで、だから一斉に咲くらしいですね。
ってことは、苗屋さんかしら?
簡単に調べてみたところ、ソメイヨシノは明治維新と関係が深いそうで。
「明治政府が西洋風の公園整備を進めようとして、そこで育てやすいソメイヨシノが重宝された」とか、「各地にあるお城が不要になり、お城の跡地の石垣が崩れたりしないよう、根を張らせるためにソメイヨシノを植えた」とか・・・
他にもいろいろありましたが、見る資料ごとに、それらしき説がいろいろ書いてありまして、消化しきれませんでした。
あと、いわゆる「見事散りましょ、国のため」的な国威発揚の象徴の役割にも使われたそうです。
そういえば、靖国神社にも・・・ なるほどね。
ちなみにソメイヨシノの植物としての特徴は、苗が安価で、成長が早く植えてから短期間で花を咲かせてくれるということらしく。
で、更に花もキレイとなれば、そりゃ重宝されるでしょう。
というわけで、「誰がソメイヨシノを広めたの?」については、「植木職人と明治政府」という答えで良さそうです。
ところで、日本代表のユニで自分が一番好きなデザインはラグビー日本代表のユニですが、あれに描かれてる桜は、何の品種だと思います?
普通に考えるとソメイヨシノですよね。花びらも5枚だし。
でも、葉が・・・
ソメイヨシノは花と葉は一緒に開きませんからね。
どうなんでしょう?