今日は「ステーキ(肉焼き)」のこと書きます。
ステーキ 厚さ別焼き時間・火加減早見表
1年前くらいまで「めざせ肉焼き職人!」と、毎週ステーキを焼いてました。
かなりの枚数を焼き、それもいろいろな厚さの肉を焼いて、「ステーキはこうやれば失敗しない!」という法則を見つけました。それがこちらです。
ただ自分、熱しやすく冷めやすい、たいへん飽きっぽい性格なため、この表ができてしまうと、肉焼きの興味も急激に薄れてしまい・・・
その後は、ステーキはほとんど焼いてません。
単に、毎週ステーキばかり食べて、もう食べ飽きたってのもありました。
しばらくは、「牛肉なんて見たくもない」って感じだったので。
武蔵黒牛ヒレ 半額
しかし、先日スーパーで買い物してる時に、この肉を見つけてしまいました。
100g980円のヒレ肉です。それが半額。
20%offとかじゃなく、半額ですよ。買うしかないでしょ。
半額でも100g490円ですから、けっこうなお値段ですが、ヒレですから仕方なし。
283gあるから、お店で食べたら4000円ぐらいでしょうか?、もっとするかも。
測ってみると、厚さは4cmでした。
早見表は3cmまでしかありません。4cmとか5cmだと、ステーキじゃなくローストビーフですからね。
でもヒレ肉に限っては、このくらいのステーキが普通でしょう。
4cmってことは、焼き時間は4×4=16分という計算になります。
弱火でじっくり16分ですね。
理屈はそうなりますし、これで上手くいくはずですが、さすがに100g980円の肉だとちょっと緊張しますね。半額品だけど。
では、焼いていきます



久しぶりの肉焼きなので、段取りをすっかり忘れています。
途中で慌てて牛脂を投入したり・・・



タイマー16分にセットし、1分毎に裏返します。
頻繁に裏返すのがコツらしいです。ゆっくり火を通せるらしく。



最後に強火でメイラードさせることもありますが、今回はなし。
それしなくても、十分いい焼き色がつきました。16分ですからね・・・
よく火を止めた後、アルミホイルで包んで肉汁を落ち着かせるとかいいますが、そんなめんどくさいことやってられません。
自分の場合、焼いたフライパンの火を止めたら、そのまま蓋をしてしばらく待つだけです。
数分待ってから、カットします。
さて、焼き具合はどうでしょうか?


ヒレらしい肉質の断面ですね。
子供はいない日だったので、奥さんと半分ずつ食べました。
奥さんからは「今まであなたが焼いた肉のなかで一番美味しい」「あなた、肉焼き職人を名乗っていいわよ」とお墨付きをいただきました。
確かに、旨い肉でした。焼き方も失敗しなくて良かったです。
もう、以前のように毎週ステーキ焼いて食うなんてことはしないのだから、「ウルグアイ産肩ロース」とかじゃなく、こういう肉を食べるほうがいいのかもしれません。
でもやっぱり、輸入牛肩ロースも魅力的なんですよね・・・
肉焼き職人修行、また再開しようかな?