今日は参院選のこと書きます。
各党の公約・政策なんて聞いちゃいけない
選挙が近くなると、各党が公約として各種政策を出してきます。
それをマスコミが整理し、「今回の選挙の争点はこれです」なんて言ってきます。
でも自分は、そんなの聞いちゃいけない思います。
そんなの聞いたら、だまくらかされちゃいますって。
素人には、政策の良し悪しの判断なんて、できないのです。
「消費税を下げるべきか」「防衛費を増やすべきか」「少子化対策の財源をどうするか」こういう政策の良し悪しなんて、専門家でも意見が分かれるんだから、素人の私たちには判るはずありません。
そもそも政策の良し悪しって、やってみないと判らないことが多いようですし。
だから、公約や政策を見て、投票先を選ぶのは止めたほうがいい思ってます。
それより、「今回の選挙で、何を変えたいか?」「この参院選後に、どういう政治状態になっていて欲しいか?」を考え、その実現可能性が高くなるような投票行動を取るほうがいい思っています。
参院選後にこういう政治状態になっていて欲しい
自分が考える「この参院選後にこういう政治状態になっていて欲しい」は以下です。
- 国会でプロの皆さん(=政治家)に、ちゃんとした政策論争をして欲しい。
- 「とにかくなんでも反対」とか「揚げ足取り」的な無駄な議論はやめて欲しい。
政策の中身は、素人にはわかりませんからね。それはプロに任せるしかありません。
でも今は、そのプロがちゃんと議論してくれてる気がしないのですよ、それがイヤ。
裏金がどうとか、不倫がどうとか、そんなことはどうだっていい。そういうことには目をつぶるから、それよりちゃんと仕事して下さいね ってことです。
そういうことが実現されやすい政治情勢になることを期待します。
参院選後にこういう政治情勢になっていて欲しい
で、そういうことが実現されやすい政治情勢って? となると、以下と考えます。
- 参院第1党は自民のままで、でも自公で過半数には達していない状態になる(=ハングパーラメント状態、少数与党状態)
- 是々非々の政策議論ができる国民・維新が議席を増やし、反対ばかりしている立憲や、特定のポジションからしか論じることができないその他政党が議席を減らす
これは、今年の3月ごろから考えてたことで、その後変わってません。
今回参院選後は、どんなに劇的な変化があったとしても、「参院第1党が自民、第2党が立憲のまま」なことは確定ですから、望めることは上記くらいしかありません。
でも、ある意味、安心して投票できる選挙とも言える思います。
今になって、各党聞こえがいいこといろいろ言い出してますが、「そんなのにはだまくさかされねーぞ」と思ってます。
早く変わって欲しい気持ち
なお、私は支持政党ありません。
そもそも政治に詳しくありませんから、よくわかってないのです。
政権交代は望んでいません。
まだ代わりになり得る政党がないし、自民党政治が良くなることにもまだ少し期待はしているからです。(もちろん、今の首相・今の内閣のままでは望みなしと思ってますが)
で、自民党が良くなるためにも、まともな野党が必要思います。
今の野党、立憲・共産・れいわ・社民あたりは、反対のための反対ばかりだし、維新はパフォーマンス重視で、肝心な時に与党に寝返るし・・・
こんな野党では、自民党も緊張感を持って政治をしません。やりたい放題です。
このあたりから変わって欲しい思ってます。
そしてまずは、ハングパーラメント状態/少数与党状態になることと、その上で各政党が建設的な議論・交渉をするようになることを望んでいます。
せっかくハングパーラメント状態/少数与党状態になっても、「とりあえずなんでも反対」するような野党では意味がありません。それではダメです。
が、残念ながら参院選でどんなに立憲が惨敗しようとも、参院第2党は立憲のまま・・・、残念ですがごれが現実、仕方ありません。
「紙の保険証復活」とか、「物価上昇目標0%」とか、「消費税20%」とか、「渡り鳥公認」とか、そんなこと言ってる政党が衆院参院ともに第2党って、日本どうなっちゃってんのさ?
まぁ、1歩ずつ変えていくしかありませんね。
だからこそ、「各党の公約・政策なんて聞いちゃいけない」と自分は思ってます。