もみじの備忘録

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自公連立解消 自分がそれを喜ぶ少し変わった理由


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政治の記事ばかり書くのはイヤなのですが、さすがに今日は書くしかないでしょう。

自公連立解消となったからには。

 

ただ自分の場合、「自公連立解消をこう捉える」とか、「連立解消後にこうなって欲しい」とかはあまり気にしてないのです。

気にしてもしょうがない思ってるから。


それよりも、以前からずっと思っている、

日本の政治に必要なのは、「数合わせのための寄せ集め政党の叩き合い」を脱却し、「理念で結束した政党同士が、互いを尊重しながら協力する政治文化」を獲得すること

という視点で、自公連立解消を捉えています。

 

日本もついに、衆参両方が、単独過半数を持つ政党が存在しないハング・パーラメントになりました。

ヨーロッパではこれが普通らしく、選挙後に連立交渉を行い、3党、4党の連立政権を作ることも多いそうです。

そして、それが政治的にキチンと機能するのは、各党が明確な理念を持って、互いにその理念を尊重しているからだそうです。

そりゃぁ、「党首が石破さんから高市さんに変わったら、やることが180度変わった」じゃぁ、連立組めるはずがありません。

(選挙互助会的な連立なら組めますが・・・、というか26年組めてましたが)

 

ハングパーラメント状態は、今後もおそらく続く思います。

SNSで小政党も情報発信できるようになったこともあり、保守&中道系政党の数は大幅に増えているので、以前のように自民が圧勝できることはない思うからです。

それに有権者も、「ハングパーラメントにしておけば、与党の好き放題にはされないんだ・・・」ってことに気付いてしまいましたし。

 

ハングパーラメントが続くなら、政党間の協力は不可欠です。

そしてそれは「理念が明確な政党同士が、互いの理念を尊重しながら協力する」じゃないとだめです。

そうじゃなきゃ、ハングパーラメントのメリットである、「多様な意見を交わした中からいい政策が生まれやすいこと」が活かせませんから。

政党間協力を「数合わせ」で行ってしまうようだと、調整コストが高いだけで、中途半端な政策しかできない政治になってしまいます。

 

なので自分は、自公連立解消を歓迎します。

右(自民)と左(公明)が選挙協力のために組んだ、「数合わせ」の典型ですから。

これが解消された上で更に、自民党自体も右派と左派で分裂して欲しい思ってます。


一時的には政治が混乱するかもしれませんが、長期的に見れば

「理念で結束した政党同士が、互いを尊重しながら協力する政治文化」を獲得すること

のほうが大事だと思うので。

 

 

あと、これは余談になりますが、首班指名をめぐり立憲民主党が行っている画策、あれはもう最低ですね。まさに「反対しかしない」&「数合わせ」そのもの。

いつまで、そんなこと続けるんでしょ?

それに比べ国民民主から出た

「これから多党化が進んでいく。多党化時代が本格化していく中で、新しい政権運営や政治を前に進めていく、ルールと作法を作っていく必要がある」

という発言は、近視眼的ではなく、未来見てるなという印象です。

 

ただもしかすると国民民主には、「今勝負するのはまだ早い、もう少し先のほうがいい」的な事情もあるのかもしれませんが・・・

 

 

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