ふと気になってしまい、調べてみたシリーズです。
今回は「言葉」です。悪い病気が出てしまいました。
気になった言葉は「指をくわえ見てるだけ」です。

慣用句ですかね?
「えー、それじゃぁ僕らは、ただ指をくわえ見てるだけしかできないの?」みたいな感じで、若い人でもかなり使う頻度が高い表現だと思います。
「ほしいものなどを手に入れたくてもそれがかなわず、むなしく眺めている様子」とのことです。
でも、「指をくわえ見てるだけ」になってる人って、見たことあります?
自分、全くありません。
それに、ちょっと試しに、実際に自分で指くわえてみてもらえますか?
違和感ありますよね?、こんな動作する人いるのかな?
一応、由来を調べると、こうでした。
「おいしそうなものや羨ましい状況を目の前で見ているのに、手が出せなくて指を軽く噛んで羨ましがっている様子から来ている」
えー?、羨ましがって、指くわえるかな?
「子供が欲しかったものを我慢しているときに、実際に指をくわえる行動をとることから来ている」
子供?、いやいや、子供でもそんな仕草する?
試しに、Claude(AIチャット)に、指くわえてる映画やアニメのシーンを探してもらいますが、ないようでした。
Claudeは検索弱いからと、GROKでXを検索してもらってもないし、GeminiにYoutubeを検索してもらっても見当たらないとのこと。
やっぱり、誰も指くわえたりしないんじゃね? というのが結論です。
んー、そうなると、慣用句として使われてることの方が不思議です。
どうして、そんな表現が定着しちゃったんだろう?
みたいなことを、Claudeと「不思議だよね?」と話してる中で、ひらめきました。
この慣用句の由来って、実はこういうことなんじゃね? と。
指をくわえてるのは赤ちゃんです。
赤ちゃんなら、指くわえてても不思議じゃないですよね?
で、「赤ちゃんのように、指をくわえて見てることしかできない」という例えが由来なんじゃないですかね?
赤ちゃんだから、悔しがったりもしてません。
ホントに指をくわえてボーっと見てるだけです。
実際この慣用句って、悔しがったりしてる時には使いませんよね?
悔しがってるなら「地団駄踏んでる」とかの表現になりますもの。
「指くわえて見てるだけ」っていうのは、虚無的なイメージのあるシーンで使われますよね?
やっぱり、そういう由来なんじゃね?
自分的にはこれで納得です。
でも実際のところどうなんだろう?
子供って「指くわえて見てるだけ」みたいになることあるのかな?
幼稚園の先生とかに聞いてみたい。
幼稚園の先生じゃなく、スイミングのコーチでもいいぞ。