一応、「気になってしまったシリーズ」ですが・・・

寒くなってきて、夕食は鍋が多くなってきました。
ウチでは「豚しゃぶ」と「ちゃんこ」が多いです。その次が「鳥すき」。
湯豆腐は、ウチの奥さんメイン料理とは思ってないようで、サブとして小さいお椀で出てきます。
素の湯豆腐だったらそれもわかるけれど、鱈湯豆腐なら、十分メインになれると思うけどなぁ・・・
サブでも、しょうゆ・みりん・かつお節・ネギをまぜたつけタレは必ず出てきます。
湯豆腐にはこれです。ポン酢しょうゆで食べるとかあり得ませんて。
あの濃いタレにつけて食べるお豆腐のおいしいこと。
そしてもう一つ、あの濃いタレに合うのが鱈。
完璧なトリオだと思います。
ってな想いがあったため、「最初に湯豆腐に鱈を入れたのは誰だろう?」っていうのが気になってしまいました。
が、調べても判りませんでした。記録がないそうです。
相当昔から食べてたんだろうから、記録がなくても仕方ないか・・・なんて一瞬思ったのですが、違いました。
鱈湯豆腐って、明治後半&大正、20世紀に入ってからだそうです。
どうやら「汽車での運搬」「氷を使った保冷」ができるようになってかららしく。
それまでは干し鱈しか食べられなかったから、鱈は煮て食べてたそうです。
生鱈が手に入るようになって、鱈湯豆腐とか鱈ちりを食べるようになったとのこと。
関東が鱈湯豆腐(かつお節しょうゆタレ)、関西が鱈ちり(ポン酢しょうゆ)。
なるほどねぇ・・・