お米、高いままですね。
一時期少し下がりましたが、戻ってません?
品薄感を感じることはなくなりましたが、値段は高いままです。
でも、高い値段に慣れつつもあります。
ウチの奥さんなんかは、「どうせ高いんだから、数百円の違いを気にしてもしょうがないわよ!」とブランド米を指定してくるようになってしまい・・・
で、これがまた、食べると旨いのです。
結果、「美味しいんだから、高くてもいいかな?、米食うのは1日1食夕飯だけだし」なんて思うようにもなりました。
朝はパン、昼は麺なので。
「高くてもいいかな?」と思うようになった理由はもう一つあります。
この方です。
「こんな若造が大臣なの!?」とウチの奥さん言ってましたが、確かに童顔で線が細く政治家っぽい印象はありません。
でも、それは見た目だけで、実際には、
- 価格は需給のバランスとマーケットで決まるもの
- 農林水産省が価格に関与することは政府の立場もあってすべきではない
- 正直言ってすぐに価格が下がるのは難しい
- 物価高対策は、米価とは別に行う。お米券等で
などを、ビシッとブレずに発言されてます。
おそらくその背景には、「食糧安全保障的」や「(衰退しつつある日本の)農協基盤の維持強化」があるのだろうと思います。
おそらく、素人には想像もつかないような、難しい事情・課題がいろいろあるんでしょうねぇ・・・
そして、こうも言われてました。
「外食産業などで輸入米の利用が増えていますが、そこに対応できる価格帯の国産米も提供できるようにしていきたい」
「日本のお米は美味しいですから、選択肢になる価格で提供できれば、(今は輸入米を使ってる外食産業も)国産米に戻ってきてくれると信じている」
話は変わりますが、今日もちょっと街にお買い物に行きまして、お昼を丼ぶり(天丼・かつ丼)もののお店で食べました。
天丼・かつ丼は、どんなお店で食べてもまずハズレがないので、自分は良く食べます。
今日食べたお店はチェーン店、かつ丼が700円でしたから、今時にしてはかなり安い部類のお店だろう思います。
が、米がぱさぱさでした。
お箸でつまもうとしても、ひと固まりにならないくらいに。
だから、箸では上手く口に運べず、丼ぶりから掻き込むように食べるしかなく・・・
かつ丼なので、そういう食べ方のほうが正しいのかもしれませんが、さすがにちょっとなぁ・・・と思いました。
で、「あぁ、これが輸入米かな?」とも。
おそらくその外食チェーンだって、こんなお米出したいわけじゃない思います。
でも、今時かつ丼700円で出そう思ったら、国産米は使えないのも想像つきます。
こういうお米需要もあって、そこに対しても国産米で対応できるようにするっていうのは、こういうことなのかぁ・・・
と、リアルに感じてしまいました。
ちなみに、5kg4500円のお米だと、ごはん1杯約68円です。
毎日食べるものとして考えると、やっぱり高い気はします。
が、外食で客単価1000円とかの中での68円なら、そうたいしたことない気がしません?
極上でなくてもいい思いますが、ある程度のクオリティーお米は維持して欲しいなと思いますし、それが国産米ならなおいいと思います。
そういう方向で上手くいくといいですね。