みなさん、「なごり雪」の汽車で旅立つ女性、何歳をイメージしてますか?

自分はなんとなく、18歳をイメージしてました。
「時が来れば、幼い君も、大人になると、気づかないまま」ですから、その年齢だろうと思ってました。高校卒業ですね。
高校の制服の女の子と男性が、雪の降る田舎の駅のホームで・・・ みたいなイメージをしてました。つい最近までは。
が、ふとあることに気付きます。
「東京で見る雪はこれが、最後ねと」
ん、東京? 田舎から上京するんじゃなくて、東京から帰省? いや、Uターン?
今まで何度も口ずさんでいたのに、このことに気付きませんでしたが、東京から出発ということは、「雪の降る田舎の駅のホームで・・・」ってイメージは間違いでしょう。
更に、「18歳の女の子が、東京から故郷に帰るって何さ?」「その子は東京で何してたのさ?」という疑問も湧いてきます。
そして、いろいろ考えてみてるうちに、18歳じゃない気がしてきました。
だって18歳の女の子を、東京から1人で故郷に帰します?
その見送りが、男性一人だけなんてあります?
やっぱりこの女性の年齢は、22歳なんじゃないでしょうか?
大学卒業して故郷に帰る、そういうシチュエーションなんじゃないでしょうか?
間違ったイメージをしてしまってた原因は、「幼い君」という言葉です。
22歳を「幼い」と表現するかな? という疑問は当然あります。
が、「学生から社会人になる」もしくは 「学生から結婚する」ような変化の時期を、「幼い君から大人へ」というように表現したのだとしたら、おかしくはありません。
やっぱ、22歳なんじゃね・・・
そして、考え出してしまうと、さらに妄想は広がってしまいます。
「東京で見る雪はこれが最後」ということは、彼女は故郷では雪を見るということでしょう。彼女の故郷は雪国方面ということになります。
そうなると、彼女が乗る汽車は、高崎線方面か、東北線方面でしょう。
ってことは、駅は上野駅でしょう。それも、北に向かう特急電車が出発するといえば、上野駅の地平ホーム(13番線~20番線)。
えっ、「雪の降る田舎の駅のホーム」では全然なくって、上野駅の地平ホームだったの?
これはちょっと、イメージ崩れちゃいますよ。
でも、この歌詞の世界では出発点は間違いなく東京ですから、それを受け入れるしかありません。
※伊勢正三さんが故郷大分の駅をモチーフに作詞したという話は有名ですが、ここに私が書いてるのは、あくまでも歌詞の世界の話です。
そうか、上野駅だったのか・・・、それも地平ホームかぁ・・・
「君が去った、ホームに残り、落ちては溶ける、雪を見ていた」のホームは、地平ホームだったってことですね・・・
しかし、ここでまた一つ疑問が湧いてきます。
上野駅の地平ホーム(13番線~17番線)って、全面屋根?(上のホーム?)に覆われてるよね?、雪降らないんじゃね?
いやいや、フィクションなんだからそんなこと考えたってしょうがないってば と思われるかもしれませんが、ここまできたらそうはいきません(笑)
どういうこと?、まさか、「落ちては溶ける雪」って、雪国から到着した電車の屋根から落ちた雪?、さすがにそれはないでしょう。
でも、いろいろ調べてるうちに、その疑問は解消しました。
この歌の背景である1970年代前半頃の上野駅の地平ホームは、まだ屋根がなかったそうなのです。
なら、ホームに雪が降っても、おかしくありません。
あー良かった。(←なにがだよ(笑))
※実際には、東京発夜行列車説のほうが有力です。作曲者ご本人がそうおっしゃられてるようで・・・