容器の次に、底床材で悩む初心者
初心者というのは不要に悩むものでして
飼育容器でもさんざん悩んだ末に、ごく普通にNVボックス#13を買いましたが
その後は底床材で悩むわけです
赤玉土がいいのか、軽石がいいのか 調べてみても意見が分かれてるようで困ります
実際には、単に意見が分かれるのではなく、何を優先するかで分かれてるのでしょう
水質維持能力を優先する方は 赤玉土 を
メンテしやすさや寿命を優先する方は 軽石 を って感じかと
でも、そこまで想像ついても、自分がどっち優先するかわからないのが初心者です
まぁ、思う存分悩んどけや って話ですが
赤玉土vs桐生砂
実際に、底床材として赤玉土を敷いてみた時に
「濁っていやだな、軽石のほうがいいんじゃね?」
と思い、初めて桐生砂を使ってみたのが7月半ば
値段も高いし、洗う大変だし、軽石じゃなく土っぽい崩れちゃう粒も多いのですが
頑張って洗って親んトコのプラ舟に入れてみたら、色合いが気に入ってしまい
でも、赤玉土は赤玉土で良い色合いなわけで、この時点では決着つかずでした
その後、ウチのNVボックス#13に片方ずつ入れてみたり
お掃除のしやすさを比べてみたり
まぁ、それでも決め手には欠き、まだ決着つかずでした
結局のところ、崩れやすい赤玉土を使うのは、水質維持能力を期待してだと思うので
それを実感できない短期で決着はつかないのは仕方なし
梅雨の洗礼
そんな中、「やっぱり桐生砂のほうがいいや」と思ったのは
長く続いた今年の梅雨の雨にずっと打たれた赤玉土が、こんな状態になったから
天日干しをするため浅い容器に広げておいたのですが
ほとんど日は出ず、連日雨に打たれたら、こんなグズグズに
二本線のしっかりした粒だけを選んで入れてたので、ちょっとショックでした
豪雨もあったとはいえ、1/3は砂になってますから
底床材として入れた時にも、同じようなことが起こりそうじゃないですか
で、底に砂が溜まっても、上から見たら気づかなそうじゃないですか
それって、ちょっとねぇ・・・と思ってしまいました
一方で、軽石代表の桐生砂はというと じゃじゃーん!
この状態で雨ざらしにしてましたが、無傷で梅雨を乗り切りました
こりゃ群馬(桐生砂)の勝ちでしょう、茨城(赤玉土)残念!
水質維持能力は?
でも、赤玉土が崩れやすいのはもともとわかってたこと
それを上回る水質維持能力があるからこそ、赤玉土なんじゃね?
という声も聞こえてきます
が、それについても、こんな感じ じゃじゃーん!
って、この写真じゃわかりませんよね
実際には、桐生砂(左)のほうが水はキレイなのです
まぁ見た通り、赤玉土のほうがお魚の数がとっても多いというのもありますが
それを差し引いても、赤玉土がとっても優れてるとは思えずでした
もしかすると、赤玉土の水質維持能力がたいしたことないわけじゃなく
桐生砂もそこそこやる子なのかもしれません
というわけで、ウチの底床材は桐生砂に決まりました
めでたしめでたし
色合いの変化
この写真は、入れてから20日ほど経過した桐生砂です
入れた当初は、もっと白や黄が強い明るい色でしたが
色が濃くなり、落ち着いた無難な感じになりました
明るい色だったころも、日差しのによってはとってもキレイで良かったのですが
ちょっと派手すぎな感じが気になってたのも事実
その点、今はちょうど良くなったように感じます
で、赤玉土のほうはというと、鉢に入れて使おうと思います
このプラ舟もそうしてますが、その組み合わせが一番良さそうです