衆院選開票前日です。
とっくに期日前投票済みなので、あとは結果を待つのみですが、その前に思うところをいくつか書いてみます。
裏金選挙?
今回は、裏金反対選挙なんですかね?、それとも石破内閣反対選挙?
そのダブルパンチなのかしら?
私自身は、裏金問題は全く気にしてません。そんなのどうだっていい。
石破内閣問題は気にしてます。そりゃねーだろうって思ってます。
だからそっちで自民党が批判されるのはいいのですが、裏金問題はねぇ・・・
だって、この(↑)記事に書いたように、裏金問題を叩いてる人々だって、まぁそれなりに悪さしているのだろう思うし、政局に使ってるだけ思うのです。
モリカケとかもそうでしたが、その手のことに国の政治系リソースを費やすほうが、許せません。
「もっと大事なことあるでしょ!」と思うのです。
なのに与党もそれに合わせ、派閥解消したり、離党勧告したり、裏金議員非公認にしたりと、余計な事しまくってるように思えます。
こっちについても、「もっと大事なことあるでしょ!」と思うのです。
保守(右系)と保守(漸進主義)の違い
今、日本の政党の一覧を見ると、保守系の政党が増えたと感じます。
自民、維新、国民、参政、厳密には政党じゃないようですがN国、それに保守党も今回議席を取るでしょう。
ここで言う「保守」とは政治的な考え方ですから、右系と言い換えられます。
国・天皇とか、伝統とか、そういうのを大事にする考え方のこと(で合ってます?)
一方で、「保守」には、漸進主義(少しずつ変えて行こうという主義)を表す使い方もあります。政治シーンではなく、一般用語として使う際には、こっちのほうが多いかも。
自分は「保守(右系)ですか?」と聞かれたら「No」とか「やや」と答えますが、「保守(漸進主義)派ですか?」と聞かれたら「Yes」と答えます。
自分自身が、現状を肯定し、問題点を少しずつ変えて行くやり方を好むので。
だって、絵に描いたような理想論を振りかざしても、現実を出発点にしない限りそこにはたどり着けないと考えるからです。
※ちなみに、「革新(左系)ですか?」と聞かれたら、思いっきり「No!」です。共産・社民・れいわは全く理解できません。共産と共闘しようとする立憲も信じられません。
で、今回改めて、「保守(右系)政党の中で、保守(漸進主義)な党はどこか?」と考えてみると、自民、維新、国民だろうとなりました。
参政と日本保守は、保守(右系 それもかなり右)ですが、保守(漸進主義)とは言えない気がしています。
参政、日本保守は(れいわ もそう感じますが)、「現実の今の政治的課題のうち優先度が高いこれをこう変えよう」ということは聞こえてこなくて、「今の日本はここがダメ」「今の政治はここがダメ」という主張ばかりが聞こえてくる印象だからです。
現状に不満や不安を持ってる人たちの中には、こういう主張に対して心情的に共感する人が居るのだろう思います。
でも、それだけでは良くなっていくイメージが伝わってこないんですよね・・・
ただ、その3政党ともまだ勢力が小さいが故に、意図的にそういう主張のみを全面に出しコア支持層を固めようとしているだけで、実際には具体的な政策/現実的な政策を持っているのかもしれませんが・・・
注目の選挙区
さて、最後に自分が注目している選挙区を書いておきます。
一般的に注目度が高い選挙区と同じですが・・・
1) 和歌山2区
・世耕さんの当選を期待します。
・世耕さんのことは離党された時に記事も書きましたし。
2) 埼玉14区
・公明党新党首がどうなるか? (野次馬的興味です、すいません)
3) 東京24区
・裏金萩生田 vs 批判しかしない有田 競ること自体あり得ない思うのですが・・・
なお比例では、国民民主がどこまで伸びるかに注目しています。
※石丸氏登壇させちゃったことの悪影響がどの程度かも含め・・・