今日は衆院選の所感を書きます。
今回の衆院選は、いろいろな動きがあったため、結果を把握・消化するのに時間がかかりました。
でも、全体感が掴めてきたら、そう悪い結果ではなかったかな思います。
もちろん、いい結果では全然ないのですが、最悪の事態にはなってないし、部分的には歓迎されるべき結果もあった思うからです。
ちなみに自分は、ノンポリで、支持政党ありません。
左右でもどちらにも寄ってなくて中道のつもりですが、積極的に中道というよりも、あまり主義主張がないための中道です。
なので普段の選挙では、基本的に与党に投票します。それが一番無難と思うためです。
しかし今回は、さすがに普段通りに与党に投票する気持ちにはなりませんでした。
裏金は全く気にしてませんが、あの内閣は酷い。党内野党な人かき集めてどうする?
実際には、小選挙区は消去法的に与党に入れました。比例のほうは、批判ばかりじゃない野党2党の中から、比較的品が良さそうな国民民主のほうに入れました。
国民民主が躍進したのは良かった思います。
政策がホントにいいのかどうかは素人には判りませんが、少なくとも批判ばかりする野党たちよりずっといい思うので。
ターゲットは現役世代なのでしょう。合理的な主張を、効率よく発信されてるなと感じます。
国民民主は、基本的には衆院選前からずっと一貫した主張をされてるのが好感持てます。選挙中の主張も、「選挙用」という感じでは全くありませんでしたし。
ただ、たまに変なことやります。
今回も最後ちょっと危なかったですね、変な人には近づかないほうがいい思います。
自分にとっては、国民民主と同じく批判ばかりじゃないスタンスに見えるのが維新ですが、こちらはちょっと残念な結果でした。
国民民主や維新のような政党がもっと評価され、批判ばかりの政党を凌駕するような選挙が早く見たい思います。
参政党、保守党(というか減税?)も、ちょうどいい結果だったのではないでしょうか?
いずれにしても、これからですね。
ただ、両方とも内部から崩壊しそうなイメージがありますが・・・
一方、立憲民主の議席増は、自分にとって不思議に感じました。
だって「誰が支持してるの?」思います。支持してる人に合ったことないですから。
(自分が、エコーチェンバー化してるのかな?)
調べてみたら、高齢者らしいです。
そういう自分も高齢者に近くなってますが、もっと上の世代だそうです。
情報源がテレビで(=毎日裏金裏金聞かされてて)、選挙には必ず行く世代。
そこだと、自民と立憲民主の2大政党が強く、投票率がやたら高い。
そして今回、そういう人達にとってはおそらく裏金選挙。
遠山の金さんとか、水戸黄門とかの世代でしょうから、裏金自民が、悪代官&越後屋に見えるのかもしれません。
それが判って、納得しました。そういうことかと・・・
そして一旦そう捉えたら、立憲民主の不思議な主張も解る気がしてきました。
- なんで批判ばっかりしてるの? とか
- 物価目標を0%にする とか
- 紙の保険証使えるようにする とか
なんでそんなこと言いだすのかとても不思議に思ってましたが、ターゲットが高齢者と思えば、理解ができます。
でも、それでいの? 思います。
特に「物価目標0%」とか、ありえないでしょ。
さすが「悪夢の民主党政権」で、円高放置して日本の製造業を骨抜きにした人達。
でも、高齢者の方々を責めるつもりはありません。仕方ない思います。
自分の親も、朝日新聞・神奈川新聞読んでますから、当然「左」ですし。
ただ、少なくとも自分は、後の世代のことを考えられる高齢者になりたい思います。
若者の投票率さえ上がれば全く違う選挙結果になるはずですが、それも望めそうもないしなぁ・・・
そうだ、若者には一人2票投票する権利渡してあげません?