今日は「メダカ」のことを書きます。
屋外越冬きないチビッ子メダカ用に、リビングにチビッ子メダカステーションを作った というお話しです。
金魚・メダカの越冬
金魚やメダカは元々日本のお魚ですから、人間が過保護になにかせずとも自力で日本の冬を越せます。
春~秋のように姿を見せることは減り、底でじっと春を待つようです。
ウチは北関東南縁なので、2cm程度の氷がびっしり張ることもありますが、ある程度水深がある容器等であれば、底の水温は安定してるので大丈夫です。
水温が10℃を下回ると、金魚・メダカは餌切りです。基本的に餌を与えません。
「えー、春までずっと?」「お腹すいちゃわないの?」と心配されるかもしれませんが、大丈夫です。
お魚は変温動物なので、寒くて活動量が減ってる時には、消費カロリーが極端に下がるから、餌の必要がないそうです。
我々恒温動物がしょっちゅう腹減るのは24時間発熱してるからであって、そこが全く違うのです。
が、食いしん坊の金魚は、氷が張ろうが雪が降ろうが、浮いて餌を要求してきます。
欲しがってるからと言って与えてしまうと、消化不良等で体調崩しがちなので、飼い主も我慢しなくちゃなりません。
暖かい日には少しだけ与えちゃってますが・・・
チビッ子メダカステーションを作る
「自力で日本の冬を越せます」と書きましたが、それは大人のお魚のお話しです。
また十分育っていないチビッ子達は、何も食べず春まで過ごす体力がないので、冬を越せません。
一般的には「屋外で越冬できるのは1.5cm以上のメダカ」と言われてますが、自分の経験では、1cm越えれば大丈夫な気がしています。
というわけで、1cm未満のチビッ子メダカは、室内に入れることにしました。
まずは、チビッ子メダカを捕まえます。
捕まえたチビッ子メダカ達は、リビングに作った「チビッ子メダカステーション」で冬を越してもらいます。
ウチの場合、リビングは常時暖房入れてますから、水温も10℃以上をキープできます。
リビングに入れたので、しょっちゅう眺め、日に3回くらい餌も与えています。
冬の間にそこそこ大きくなり、春には産卵してくれるでしょう。
満身創痍のショウリョウバッタ
チビッ子メダカを捕まえる時に、睡蓮鉢に思いがけない生き物を見つけました。
ショウリョウバッタ、ショウリョウバッタモドキ、オンブバッタ のどれかだと思いますが、よく判りません。肢の感じはショウリョウバッタ(のオス)?
睡蓮の葉ではよく見かけるバッタです。睡蓮の葉をガジガジ食べてるようで、虫食い状態になっています。
が、11月末に見かけるのは初めてだったので、ちょっと驚きました。
「この子は越冬するのかな?」と調べてみたら、多くの他の虫同様に、成虫は越冬はできないそうで、卵で越冬でした。
ってことは、この子もあと少しの命ってことか・・・
でも、よくここまで生き残り、寿命をまっとうしたね。超エリートでしょ。
ご苦労様でした。