今日はしばらく書いてなかったゾウリムシのことを、まとめて書きます
以下3つです
- 1ヶ月間植え継ぎなしで増え続けたか?
- 最近培養実験をしてない理由
- 2リットルでの培養に戻してみた
1ヶ月間植え継ぎなしで増え続けたか?
こちらの培養液のその後です
上の記事は、ドライイースト+えひめAI多め(培養液の3%) を入れた培養液が、3週間経ってもピークにならず増え続けてるというものでした
一緒に実験した、ドライイーストだけ や ドライイースト+えひめAI少なめ(培養液の1%) が、既にピークを越え息切れしているのに です
で、その後ですが、この培養液も4週間後ぐらいにピークを迎、その後数を減らしました
想像してたよりも、早めにピークが来てしまい残念でしたが、イーストだけだと1週間後にピークを迎えてしまうところが、4倍伸びるというのはなかなかではないでしょうか?
ちなみに、えひめAI3%というのはかなりの高濃度
お魚などはまず生きていけないような濃さで、ゾウリムシでも、このあたりが限界の濃さなんじゃないかなと思ってます
別にやったこちらの実験では、えひめAIと飼育水を組み合わせると、ゾウリムシの増殖の立ち上がりが早いということをレポートしましたが
この実験の後も観察を続けたら、やはりえひめAI入りの2本が圧倒的に長く殖え続けました
そして、ピークを過ぎた後にえひめAIを追加投入すると、また殖え始めることも確認しました
ただ、えひめAIを入れた培養、特に後からえひめAIを追加する培養には致命的な欠点がありまして、とってもとっても臭いのです
ただ臭いだけではなく、培養液がなんともいえない汚さになります
針子容器に入れるのは止めたレベルなので、なんのためのゾウリムシ培養なんだか(笑)
なので、普通に早めに植え継ぎしたほうが衛生的?、実用的?かと思います
あまり植え継ぎせずに培養する場合、例えばバケツでの培養などの場合には、えひめAIを入れるのが効果的かもしれませんね
最近培養実験をしてない理由
こちらはいつもの実験棚ですが、今は何もありません
ゾウリムシ用のペットボトルも全くなく、ミジンコ実験用のガラス瓶も空ですし、その後ろの水槽は、普通にミジンコを飼ってるミニ水槽で、実験ではありません
最近、全く実験をしていないのです
なんでだろう?と振り返ってみると、理由はこの4つかなぁ・・・
- 先週がメダカの採卵最終週だったので、それと針子のお世話に集中してた
- ドジョウとかヒメタニシとかミナミヌマエビとかマツモとかお迎えしたから、そっちが忙しかった
- えひめAIを入れたゾウリムシ培養液が臭く汚くなることがわかって、ちょっとイヤになった
- 飽きた
5月からゾウリムシ培養を始め、3カ月以上毎日フリフリ&ハンディ顕微鏡観察して楽しかったなぁ・・・、でもさすがに飽きました
飽きたからといって、培養止めるつもりはないのですが、実験するほどのモチベーションはなくなったということです
えひめAIの活用方法も、デメリットと併せて一応大方わかった気がするので、ここいらで一区切りが調度良さそうです
2リットルでの培養に戻してみた
そして、実験に一区切りをつけ、単に針子に与える餌としての培養に切り替えるとなると、手間かからず楽に培養する方向に舵を切りたくなり、2リットルでの培養に戻すことにしました
ホントはバケツ培養が一番楽な気がしますが、ちゃんとした蓋付きバケツがないこともあり、また、CCレモンの2リットルペットボトルが手に入ったこともあり、まずは2リットルでやることに
容器は2リットルですが、大量に培養する必要は全くないので、中に入れる培養液は300~400mlと少なくするつもり
それで、ピークが来たら植え継ぎせずに水を足してみようと考えています
もう一つ新たに試してみようと思っているのが、横置きです
空気に触れる面積を増やすことが目的で、単なるゾウリムシ培養でもおそらくそのほうが効果的なはずですが、えひめAIを入れた場合にはバチルス菌も空気(酸素)を欲しがるので、より効果あるのではと考えました
大きなペットボトルに少ない培養液なら、横置きしやすいですしね
でも、真横に置くとなると、培養液が200ml程度しか入れられないため、斜めにすることにし、ちょっと工作してこんな感じにしてみました
水用ペットボトルから、CCレモンのペットボトルが脱皮してる途中みたいですが、こうしておけば培養液がこぼれることもないでしょう
まぁ、こうしたからって、ゾウリムシが爆殖するなんてこともないでしょうし、そもそも爆殖させる必要もないわけですが、酸素が多く使えることであまり臭くならないことに期待してます
でも、多分臭いんだろうなぁ