ゾウリムシ に えひめAI は効果あるのか?
ゾウリムシの培養に、えひめAは効果あるのか? の3週間経過後の結果です
この(↓)記事の、更に一週間後になります
実験内容(再掲)
以下3パターンで比較実験してみました
a) ドライイーストのみ
b) ドライイースト+えひめAI少なめ(培養液の1%)
c) ドライイースト+えひめAI多め(培養液の3%)
500mlペットボトルに、種水80cc、水(水道水)320ccを入れ、そこにえひめAIを添加しての実験
朝晩シェイクし、ドライイーストやえひめAIの追加投入はなし
結果発表!
左から、a、a、b、c です
aは水がかなり澄んでますね、bも3日前くらいから、水がやや澄み始めました
cはまだまだ濁ったままです
まずはa
かなり少なくなりました、ピークは1週目でしたね、そこから減る一方
次にb
先週がピークだったかな、だいぶ減ってきた印象です
水が澄み始めるのと、ゾウリムシが減り始めるのが一緒のようでした
最後にc
爆殖中です、まだまだピーク継続な感じ
前回(一週間前)にはこう書いてましたが
- 1位(c)と2位(b)は僅差、濃度が濃いから効果高いというわけではなさそう
- ついでに3位(a)との間にも大きな差はなし、イーストだけでも良く殖えてる
- えひめAI組が首位にたったのは、9日目くらい
10日目以降、aのイーストが減る一方で、b・cのえひめAI組が増えるから、どんどん差がつきました
そして、b(えひめAIが1%)とc(えひめAIが3%)の差もどんどん開いていきました
長期戦になれば、えひめAIが強い、それも濃いほうが強い という結果になりました
考察
前回に続き今回も、「えひめAIは、汚い環境でこそ威力を発揮する」と感じました
- aは酵母菌が食いつくされると、ゾウリムシも殖えなくなった
- bは培養水が汚れた後で菌達が増殖し始め、それを餌にゾウリムシが殖え始めたけれど15日目くらいで息切れ
- cは培養水が汚れてきて菌達が増殖し、まだそれが続いてる
ということではないかな? と思ってます
出だしはドライイーストのほうが良いのですが、長期戦になるとえひめAI入りのほうが強く、ピークも長く続く ということは
ってのが、一番良いように思います
それにしても、今の気温だと「4~5日でピークを迎え、1週間後には減りはじめる」というのが普通なところ、3週間経過後も殖え続けてるっていうのは、ちょっと凄いなと思います
bが息切れしたように、cもいつかは息切れするのでしょうが、それがいつになるのか、もう少し見守りたいと思います