ゾウリムシをお譲りすることに
ジモティーで、金魚やモロコやメダカと一緒に0円で出してたゾウリムシ、貰って下さる方が現われ、明日が受け渡しです
今晩はその準備、湧いてるペットボトルを選んで、汚れを濾しながら新しいペットボトルに詰める作業をしました
その様子を書いてみます
選んで濾して
まずは培養ペットボトル選びです
もともと、「種水用に100ml程度お譲りします」と出してたのですが、もう針子がいてすぐにでも与えたいそうなので、400ml程度を用意することにしました
それだけあれば、種に1/4使っても、10日分以上にはなるでしょう
一応、お譲りする用に仕込んだペットボトルが一本あるので、それをまず確認します
爆殖! てのとは程遠いレベルですが、まぁそこそこは湧いてくれてるので、このペットボトルの培養液をお譲りすることに決定
次は、濾しながら新しいペットボトルへ詰めます
使う道具はこちら
培養液の汚れを、油濾し紙で濾過して取り除きます
ゾウリムシは小さいので、油濾し紙をすり抜けるそうです、ホントか?
この漏斗は濾す作業専用なので、腰のない油濾し紙が抜け落ちてしまわないよう、底に網状のもの(鉢底ネット)を入れてます
鉢底ネットは、園芸用ビニール結束ワイヤーを使って、こんな風に留めてます
これないと、えらくやりづらいのですわ
油濾し紙は、丸くなってるから漏斗にセットしやすいので使ってます
今使ってる油濾し紙は、セットすると漏斗より小さくなってしまうので、次買うときはもっと大きいサイズにする予定
こんな風にセットして、濾していきます
せっかくなので、↓に書いたBIG C.C.レモンのペットボトルに詰めました
ペットボトルは、60℃のお湯で消毒し、その後水道水を満帆に入れ保管することで、雑菌が入ることを防いでるつもりですが、ホントに効果あるのかしら?
ちなみに、これは耐熱ペットボトルなのでお湯消毒ができますが、普通のペットボトルは、お湯をかけるとへなへなになってしまいます
このペットボトルが欲しくて、今年の夏は、CCレモンばっかり飲んでました
旅立ち!
準備できたので、最後に旅立ち前の雄姿を
ちゃんと針子さん達が育つ糧になるんだよ!
ついでに、えひめAIの原液も、少し差し上げることにしました
入れたほうが良く殖えるので
以降は業務連絡です
針子への与え方
培養液がキレイではなく、多く入れるのは良くないそうなので、ウチでは飼育水1リットル当たり、5~10ml程度を目安に入れてます
稚魚用の小さいプラ水槽は「チョポン」、NVボックス#13は「チョポチョポ」って感じですね(←それで1リットル当たり5~ml程度になってるのか?)
ただ、誤って「ドボン」と入っちゃったことも何度かありますが、特に問題はなかったので、「チョポン」「チョポチョポ」でも大丈夫です
培養方法
- 培養液の準備
ペットボトルに、種水100mlと水道水約300~400mlを入れ、水量がペットボトルの肩より下になるようにします - 餌投入
ドライイーストを少し(30~50粒くらい)と、えひめAIを1~3%程度 を入れます
基本的には最初に一度入れるだけでOKですが、もし増えきった後に減ってきてしまったら、えひめAIだけを入れれば復活します - シェイク!
蓋をしっかり閉めてシェイク、僕の場合なぜか25回
これは毎日やったほうが良いのかな - 蓋を緩めて、家族の目につかない暗いところに置く
窒息しないよう、蓋を緩めておきます
炭酸飲料用のペットボトルは、蓋を緩めた時に炭酸が抜けるよう空気の通り道を作ってあるので、少し緩めておけばOK
「臭いよっ!」って家族に文句言われないような場所に置きましょう - 観察
懐中電灯で光を当てながら、殖えてるかどうか確認しましょう
イーストもえひめAIも浮きがちなようで、ゾウリムシは水面近くに多くいます
では、頑張って培養してみてください!