今日は「鰻」のことを書きます。
いい肉の日に、関西風「地焼き」の鰻を食べてきた というお話しです。
いい肉の日なのに・・・
誕生日のお祝いは当然「肉」と思ってて、誕生日当日ではなく近い「いい肉の日」に有給休暇を取りました。
その時点では、「シュラスコに行こうかな?」、「ウェーバーのグリルでバーベキューできるお店に行こうかな?」「いやいや普通にステーキがいいかも」などと夢膨らませてました。
が、いざ本気で調べると、ここ2~3年の肉系レストランの閉店の多さよ!
- シュラスコなら今度はここと思ってた、プリマベーラの東大宮店が閉店
- 数年前に行ったプリマベーラ大泉店も閉店
- 浦和にできたリーズナブルなシュラスコのバーモスも閉店
- ウェーバーのグリルで焼いた肉が食えるウェーバーパークも閉店
- 好きだったカウボーイ家族も知らぬ間に全店閉店
コロナと円安のダブルパンチが原因でしょうか・・・
もちろん、まだ残ってる肉食える店もたくさんありますが、今の自分が「是非行ってみたい!」って感じるようなお店はなく・・・
結果、「肉ならウチで自分で焼くか!」「目指せ肉焼き職人!」と考え直し、肉以外で行ってみたいお店に行くことにしました。
関西風「地焼き」の鰻を初体験
そのお店には、家から1時間弱のドライブで到着しました。
気になった理由は、このお店が関西風「地焼き」だということ。
関東は蒸してから焼く「江戸焼き」で柔らかくふわふわ、関西は蒸さない「地焼き」で香ばしく旨味が凝縮された味わい ってことらしく。
「香ばしく旨味が凝縮された味わい」ってやつを一度は試してみようというわけです。
実は奥さん、このお店で食べることに反対でした。
「ふっくらのほうが旨いに決まってるでしょ」「サンマじゃないんだから」「鰻たべるなら、八千代うなぎさんに行きましょうよ!」と。
でも、一度は食べてみようよと説得しました。
普段ならまず説得できませんが、今回は一応、誕生日な人が自分なのでなんとか。
江戸焼き vs 地焼き
さて、初体験の「地焼き」はどうだったのでしょうか?
大差なし
「それを言っちゃぁおしまいよ」的なコメントではありますが、自称「違いが判らない男」ですからその本領発揮し、ほとんど判りませんでした。
判ったのは「尻尾の近くは、確かにパリパリしてるかも?」ってくらい。
判らなかったということは「香ばしく旨味が凝縮された味わい」を感じられなかったということです。
そして、蒸してないから「柔らかくふわふわ」でもありません。
なので、美味しくはいただけましたが、特別美味しいと感じる要素はありませんでした。
お店を出てから奥さんに「だから八千代うなぎさんに行こうって言ったのに」と言われ、自分も半ばそう思っちゃいました。
まぁ今回は「お試し」「初体験」なので、これはこれで良かったのですが。
でも奥さん、「冬の間にもう一度、今度は八千代うなぎさんに行くわよ!」と息巻いておりました。
が、これは「地焼きが美味しくない」とか「瓢六亭さんがイマイチ」とかってことではなく、おそらく「慣れてない」「違和感がある」ってことなのだろうと思います。
昨日のラーメンの記事で書いたことと同じです。
でも、あえて更に言うと、「やっぱり鰻は江戸焼きのほうがいい?」と感じました。
というのも鰻って、そもそも素材のままを味わうお魚じゃぁありません。生では食べれない癖のあるお魚を、手をかけて調理し美味しくして食べるお魚です。
と捉えるなら、「江戸焼き」のように手間をかけ、調理によりより美味しく変化させる方向ののほうが合う食材なんじゃね? と思った次第。
でも、それよりやっぱり好みかな?(笑)
西日本の方は、江戸焼きの鰻食べると、どう感じるんでしょう?
※コチラは夏に八千代うなぎさんに行った時の記事