今日は「ピッチング」のことを書きます。
左アンダースローに転向することにした というお話しです。
アラ還のオッサンがピッチングする理由
実は自分、しょっちゅうシャドーピッチングをしています。
昔のサラリーマンは、駅で傘でゴルフの素振りをしてましたが、あんな感じでちょっと暇な時間ができるとシャドーピッチングをしてるのです。
理由は「ボウリングの左投げのトレーニング」です。
ボウリングのトレーニングなら、ボウリングのシャドーをすればいいんじゃね? と思われるかもしれませんが、ボウリングってボールがやたら重いから特殊な動きでして、ボール持たずにやるシャドーが成立しません。だからピッチングです。
左ですから、川口とか大野とか今中とかをイメージしてシャドーしてます。
40代後半には、シャドーだけじゃなく、実際にボール投げてたこともありました。
「左投げで80km/hを投げる!」なんて目標を立て、せっせとストラックアウトに通ってた時期もあったのです。
これ、49歳の時の動画です。この時点で既に動きがオッサンですねぇ・・・
この後半年くらい練習し、左オーバースローが75km/h、アンダースローが70kmでした。80km/hは断念しました。
ちなみに50代前半で右肩故障(頚椎症性神経根症+五十肩)したため、右ではもう投げれません。今投げれるのは左だけ。
アンダースローに転向することに
しかし、シャドーだけしてるのももったいないので、今年は久しぶり球を投げてみようと考えました。ボウリングのトレーニングとしても、シャドーだけより実際に投げたほうがいいに決まってます。
目的がボウリングのトレーニングなら、やっぱりアンダースローにすべきとも考えました。ずっと、川口・大野・今中のイメージでスリークォーターでシャドーしてきましたが、アンダースローに転向することに。
アンダーと言っても、最近のリリースポイントが超低いアンダースローではありません。ボウリングではあそこまで上体を傾けませんから。
昔のサイドスロー気味のアンダースローです。腕が8時半くらいから出るのが、一番ボウリングの身体の使い方と近くなると考えています。
ただ、いないんですよね、左アンダースロー・・・
しかし見つけました。Tim Hillさん。
左アンダー気味サイドスローなのに、勝負球は92マイル(148km/h)の速球!
この方、今シーズンはホワイトソックスらしいです。
この方をお手本に、球速アップを目指します。
49歳の頃の最速記録が、スリークォーターで75km/h、アンダーで70km/h)だったので、8歳老いた身体で同じスピードが出せれば御の字です。
ちなみに70km/hってのは、だいたい小学4年生のピッチャーのスピードらしいです。
ははは。
早速バッティングセンターに行ってみる
そうと決まれば、投げたくなり、昨日早速バッティングセンターに行ってきました。
49歳の時に行ってた近くのバッティングセンターは、スピードガンが故障してしまっていたので、隣町のバッティングセンターまで出かけました。
したら、野球少年がたくさんいます。小中学生ですが、みんな超絶上手いのです。
速い球をパカスカ打ってるし、ストラックアウトも凄い球でバンバン抜いてます。
場違いなところに来てしまった・・・
ここで、初老のオッサンがいきなりストラックアウトに入ったら、小中学生はどう思うでしょう?、「元選手じゃね?」とか思われそうです。
でも実際には、左投ですからヘロヘロの球しか投げれません。
恥ずかし過ぎるよコレ・・・
でも隣町まで来ちゃったしなぁ・・・と迷っていたら、何故か奇跡的に野球少年が一気に帰りまして、ガラガラに。
今しかない! と投げました。
が、明後日の方向にガシャーン!(笑)
ここ数年シャドーしかしてなくて、実際の球投げてませんから仕方ありません。
スピードも60km台です。やっぱり8年の老化は大きいか・・・
しかしここ数年、ただシャドーしてたわけではありません。
軸足への体重の溜め方、踏み込み足の差し出し方、骨盤回旋の仕方、踏み込み足のネガティブシンアングル などなど、ピッチング理論は勉強しつつシャドーしてました。
それを思い出しながら投げていくと、少しずつスピードが上がり、最高は71km/h!
なんと、49歳のアンダースローの最高速を越えてしまいました。
やったぁ!!
これなら、75km/hまではいけるかもしれません。
これからは週1回、バッティングセンターに通うことになりそうです。
小中学生がいなくなる、夜遅い時間に行こっと。