今日は「うるう年」のことを書きます。
「うるう」って何さ? ってお話しです。(変なとこが気になっちゃいました)
4年に一度のうるう日
今年は4年に一度の「うるう年」ですね。
そこまでは全く何も違和感を感じませんでした。なにも気にならなかったのです。
が、今日の2月29日のことを「うるう日」と呼ぶと知りました。
うるう日?、聞いたことねーよ。
それに「うるう」って何さ?
「うるう年」では気にならなかった「うるう」が、「うるう日」になると気になってしまいました。
うるう? 使ったことねーよ。
調べてみるも・・・
気になったことをすぐに調べられるのは、インターネット時代のいいところ。
いろいろ分かりました。
「うるう年」を感字で書くと「閏年」だそうです。へー、初めて見たかも。
「閏年」は、「うるうどし」だけじゃなく「じゅんねん」とも読むそうです。へー、聞いたことねーよ。
でも、漢字の字面的には、「閏年(じゅんねん)」と読むほうがしっくりきます。
「閏年(うるうどし)」って読むのは、どうにも違和感があります。
いっそ「うるうるどし」のほうが、まだ違和感ないくらい。
で、この「閏」と言う文字、中国の暦で使われる文字だと判りました。
そうか、中国行っちゃったか・・・、なら違和感あっても仕方なし、そういうもんだと思うしかねーか・・・
と一瞬納得したのですが、よく考えたら、中国で「うるう」と発音するわけがありません。どうやら「ルゥ(ェ)ン」と発音するらしく。
ってことは、字は中国から持ってきたとして、この文字に「うるう」という読み(それも訓読み)をつけたのは、おそらく日本人。
でもその訓読みつけた昔の日本人の人さぁ、ちょっとセンス悪くないです?
自分には「閏」って文字、とうてい「うるう」ってイメージじゃねー気がしますよ。
また安易なことを・・・
で、「うるう」って訓読みを付けた人は誰だろう? と調べましたが、それは判りませんでした。
でも、以下の様な経緯で、「うるう」とつけたらしいのです。
- うるう年を表す「閏」という漢字は中国から入ってきた。
- しかし暦専用の文字で、日本では使わない文字だったため、読みがなかった。
- そこで、似てる漢字「潤(うるお(う))」と同じ読みにした。
おいおいなんだよ、そのその安易な決め方は・・・、いいのかそんなんで?
でも、「じゃぁ、あなたはなんて読みにすれば納得したんですか?」と聞かれれば、当然自分にも答えはありません。
それどころか、もし自分が「責任もって読みを決めて下さい!」と迫られたとしたら、「じゃぁ「潤」と似てるから「うるう」にしときましょう」って言っちゃいそうです。
むむむ。
もういっそ「閏年(じゅんねん)」でいいんじゃね?