今日は「東京都知事選」のことを書きます。
都民じゃないので、誰が勝つとかじゃなく、主に選挙制度に対して思う所を書いてみます。
「その1」としてしまったからには・・・
2週間前に「東京都知事選2024 雑感(その1)」という記事を投稿しました。
「その1」としてしまったからには「その2」も書かなきゃという気持ちがあり、それも投票日前に書かなきゃいかんよな・・・と考え、無理やり書いております。
ちなみに、「その1」に書いたことはこんな感じです。
そもそも、首長ってどんな人をに選ぶのがいいの?
今回の都知事選をなんとなく眺めていて一番感じることは、「首長ってどんな人を選ぶのがいいのさ?」ってことです。
そもそも自分、これが解ってません。
国政とは少々違うらしいと聞きますが、よく解ってません。
地方自治体の政治とか、議会とかって、知りませんもの。
でも、これが解ってなくて、投票するのってどうよ? と思いません?
人気投票ならそれでもいいかもですが、自分達のために動いてくれる最適な人を選びたいわけですから、どういう人を選ぶのが効果的なのかを、まず知りたくないですか?
なのに、そういう情報ってほとんどありません。
ちなみに、自分が知ってる地方自治体の議会の様子は、安芸高田市だけ。
Youtubeで見て「へー、議会ってこうやってるんだぁ・・・」って眺めてました。
で、安芸高田市の議会は、『市長含む執行部』と『議会(議員?)』の意見が割れ、議会(議員)側のほうが多い「ねじれ」的な状態なので、何も決まらないし、何も進まない状況だったので、「やっぱり ねじれ は非生産的だな」とも感じました。
と同時に「首長ってどんな人を選ぶのがいいのさ?」ってのを考えさせられました。
案外、全く主義主張がない人で、でも実務能力は高い(周りの人の意見を的確に把握したり調整したりする能力が高い)タイプの人が首長になるほうが、より成果が出たりしそうな気もするのですが、そんなことないですかね?
でも、今の選挙制度の元、そういうタイプが勝つとは思えません。
与党に投票する派
都民でないので今回自分は投票しませんが、するなら「現職」に入れるか、「しっかり筋通ってて応援したい人」に応援票を入れるか のどちらかだと思います。
自分、選挙の際には基本的に「与党」とか「現職」に入れます。
ほとんどの場合、そのほうが政治活動の効率が良くなり、政治全体のパフォーマンスが良くなるだろうと思っているからです。
「与党」や「現職」が、よっぽどダメダメでない限り、そのほうがいいんじゃないかと。
そう言うと、「長期政権は良くない」という人が出てきます。
それも解ります。長期政権には確かに悪い面もあると思います。
が、政治だけでなくなにごとも「清濁併せ吞む」であるべき(というか、そうしないと効率悪い)と思っているので、悪い面があるとしても、それを上回るメリットがあれば許容すべきと思ってます。
なお、「風」に推されてるような人には、まず入れません。
特に、作られた気配がするような「風」に推されてる人は、むしろ警戒します。
今までその風に踊らされてしまった選挙で、さんざん痛い目にあってきてると思ってるので。
いい投票をするために、もっとこういう情報が欲しい!
というようなスタンスで、今の選挙制度を見ると、こんな風に感じます。
- もっと現職の評価がプレーンされ、それが公表されるべき。
- 議会含めた都政の枠組みに、どの候補者が入るとより効果的か? の情報提供があるべき。
- 結局のところ、都政として成果出してもらわないと意味ないので。
- 今の選挙は、首長候補者の人気投票っぽくなっちゃってません?
ところで、国政のように「都議会議員最大会派から首長を出す」っていうのはダメなんですかね?
2つ目に書いた「議会含めた都政の枠組みに、どの候補者が入るとより効果的か?」と考えた場合、ある意味「都議会議員最大会派から首長を出す」ってのが一番物事進みそうです。
でも、おそらく何かしらの意図を持って、国政の政治のやり方、地方自治体の政治のやり方を違えているのでしょうから、それじゃ上手くないのでしょうね。
すいません、要は政治のことはよく解ってないのです。
なのに書くなって?
失礼しました。素人の意見ということで・・・