もみじの備忘録

人生終盤に入ったけど、北関東南縁でキラキラした日々を過ごしたい!

「スモールステップ法」で苦手を克服する


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ChatGPTが描いた「スモールステップ法」

スモールステップ法

スモールステップ法というものがあります。

単に「スモールステップ」と言ったり、「スモールステップ化」と言ったりすることもあるようですが、こんなことです。

kotobank.jp

 

自分やってるIT系の仕事では、スモールステップ系の考え方として、「リーン」とか「アジャイル開発」といった考え方が普及しています。

これらは「いきなり立派なもの作らず、少しずつ作ってだんだんイメージ固めていいもの作ろうよ」といった考え方で、「いきなり大規模投資して失敗するリスクの回避」が主な目的です。

なので、上記の解説とはちょっと違う方向性かもしれません。

でも、考え方は同じですから、自分はスモールステップ法を頻繁に使ってると言っていいと思います。

具体的には、「部下の育成計画を立てる時」にも使いますし、「とても難しい業務課題を前にした時」などにも使っています。

 

 

目下の課題は苦手なミャク釣り

話題は変わって「釣り」です。

自分は、「ミャク釣り」とか「フカセ釣り(ウキフカセじゃなく完全フカセ)」と言われるような、軽い仕掛けを使い竿先や糸であたりを取るような釣りができません。

ほとんどやったことがないし、ちょっと試したことはあるけど、全く出来る気がしなかったのです。

もともとフナ釣り・鯉釣りから入ったので、ウキがないと釣れる気がしません。

 

しかし先日、「どう考えても、それはミャク釣り専用の道具でしょ」って竿とリールを買ってしまいました。

そこで、ミャク釣りにチャレンジすることにしました。

 

このタックルでの最終目標はチヌ(クロダイ)です。

といっても海無し埼玉県人なので、まずは荒川本流リバースモールを釣りたい。

でもどっちも、今の自分にはミャク釣りでは全く釣れる気がしないのです。

 

 

スモールステップ その1

そこでスモールステップ法です。

まずは、簡単に釣れるお魚で、ミャク釣りの成功体験を積もうというわけです。

 

まずは、良く行く溜池でギルを狙います。

柴山沼というとっても有名なバス釣りスポットで釣り人も多く、バスもギルもとってもスレてますが、それでもギルならなんとか釣れるはず。

釣れないまでも、餌を見には来るだろうから、ミャク釣りの練習にはちょうど良し。

新タックルに糸と極小のオモリと針だけの仕掛けをセットし、そっと池のヘチに仕掛けを入れてみました。

 

すると、たちまち釣れました。

「ウキがないから、アタリ判らないんじゃね?」って心配をしてましたが、ラインが走るのが判るので全く問題なし。

 

それに、ウキ釣りよりはるかに多くのアタリがありました。

おそらく、「仕掛けがシンプルだからインパクトが少なく、お魚に警戒されづらいこと」と、「餌の沈下速度をゆっくり自然にできること」が効いてるのだろうと思います。

 

すぐに数匹のギルを釣り、奥さんにも「今日はずいぶん好調ね」と言われました。

そして最後にはバスも。(小さいけど)

コバッチ、足元に落としちゃったからゴミまみれ(ゴメンよ)

ミャク釣りの苦手意識が、少し払拭できた気がしました。

 

 

スモールステップ、その2

溜池からの帰り道、「苦手意識が払拭できつつあるかも」という話を奥さんにしたら、「それならもう1箇所釣りに行って、もっと払拭したらどう?」と提案されました。

「嵐山の槻川に行きましょうよ。釣りして、朝ご飯食べて、農産直売所寄って」とも。

 

彼女がお出かけしたいだけ、外食したいだけ な気がとってもしますが、自分も釣りできるならwelcomeです。

結局家には帰らず、そのまま槻川に向かいました。

 

槻川といえばリバースモールで有名ですが、自分はミャク釣り初日なのでもう少しハードルを下げ、チャブ(オイカワ・カワムツ)狙いにしました。

溜池は止水でしたが、こんどは流れがある川なので、渓流釣りの脈釣りのように、餌を流す感じになるはず、そこでハリスを少し短くしました。

 

川での釣りも、今まではウキ釣りばかりでした。

何度かミャク釣りも挑戦したけれど、全くアタリ判らずギブアップしてました。

が、ギル&バスの成功体験が効いてるのか、今日はミャク釣りでも釣れる気がします。

 

そして実際に釣れました。それも1投目から連荘で。

流心からはオイカワが、タルミからはカワムツが、どんどん釣れました

やったぁ、川でもミャク釣りで釣れた!!

 

 

これって冷静に考えれば、ギルやチャブをミミズで釣ってるわけですから、釣れないわけがないのです。それこそ、幼稚園児でも釣れそうな簡単な釣りです。

でも、それこそがスモールステップ法ですからね。

ハードルを下げて、少しずつ成功体験を積み重ねるのが大事。

 

実際に自分、だいぶミャク釣りに自信がつきました。

これなら、もうポリカンウキ持ち歩かなくても良さそうです。(今日は保険にとポッケに入れてました)

 

 

次のステップ(その3)は、荒川のニゴイにする予定。

流れの緩い淵の少し深いところに餌を落とし込み、アタリをとっていきたい思います。

それができれば、荒川本流リバースモールも釣れるはず。

ちょっと大きめの針を買っておかなくちゃ! (←捕らぬタヌキのなんちゃら・・)

 

 

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