幼魚メダカを室内へ
池の金魚はまだまだ元気ですが、メダカはあまり浮かなくなってきました。フナの仲間の金魚(和金)は寒さに強いようです。
それでも、大人メダカは、屋外の池か睡蓮鉢で冬を越してもらいます。室内にそんなにたくさんは入れられないからです。大人を暖かい室内に入れると、産卵し始めちゃうってのもあります。
1.5cm未満の幼魚メダカは、室内に入れます。掬ってみたら20匹以上いました。今年は秋口の暑い日に簾をかけ忘れ、稚魚容器のメダカは全滅させてしまいました。が、この20匹は、親メダカ睡蓮鉢の中で、親に食われず生き残っていた子達です。
1cm以上の子を大きい水槽に、1cm未満の子を小さい水槽に入れました。
奥の白い容器は、よっちゃんの餌になるオオミジンコの飼育容器です。オオミジンコは、透明な水槽よりも、白い容器のほうが見えやすくて良いです。
過酷な環境を生き残ってきた子達なせいか、とても警戒していて、底に沈みっぱなしです。石のすき間に潜る子までいて、とてもメダカとは思えません。餌もまだ食べてくれません。丸見えだと落ち着かないようなので、この後水草(マツモ)を入れました。
アライグマ?、ハクビシン?
屋外のお魚は、昨年も今年も秋口になにかの動物の被害にあっています。狙われた容器はメダカも金魚も全滅です。ウチの市のホームページにも、アライグマ被害やアライグマ対策のことが書かれているので、てっきりアライグマだろうと思っていました。
が、先日近所の道路を横切るハクビシンを見ました。子供だったようで、イタチくらいの大きさですが、イタチより太く大きいリスのような体形でした。
近所で家庭菜園をやってる人からも、ハクビシンは良く見ると聞きました。ウチに来たのの、アライグマではなくハクビシンだったのかもしれません。
自分がアライグマと考えた理由は、市のホームぺージでした。市のホームページは、超アライグマ推しなのです。ハクビシンのことなんて全く書いてありませんでした。
なんで?
理由がわかりました。市が対策(=駆除)できるのは、「特定外来生物」に指定されているアライグマだけで、指定されていないハクビシンには手が出せないようなのです。
それらを知ってから、ウチのお魚を食べてしまったのは、きっとハクビシンだったのだろうという気がしています。
ダメダメだった対策
ウチの庭には、アライグマが入れないよう、金網などでふさいでいますが、アライグマだと思い込んでいたので、細いすき間はふさいでません。太っちょのアライグマなら通れないけど、ハクビシンなら通れちゃいそうなすき間が沢山あります。
「ハクビシンのこともちゃんと調べて、対策しないとまずいかも?」と思い始めました。
そしたら、驚愕の事実が発覚します。
なんだよ、君たち木に登れちゃうの!?
ってことは、庭の塀のすき間をふさいだって、意味ないじゃん、早く言ってよぉ!
ブロック塀で完全に囲ったとしても、登って入ってきてしまうでしょう。なんだよおい、今までの対策は、ダメダメだったってことです。
ハクビシンだけでなく、アライグマまで木に登るとは・・・、姿は似てても、タヌキとは全然違うのですね。
マイナーなハクビシンはともかく、アライグマは誰でも知ってるでしょう。そのアライグマが木に登れるということは、みなさん知っているのでしょうか?
実は自分にも、そのことを知るチャンスがありました。