プラスチックコルネット、一応毎日吹いてます
プラスチックコルネットの「pCORNET」を購入したのは、昨年11月です。
もう半年が過ぎました。早いなぁ・・・
一応毎日吹いてます。
練習するって感じではなく、ほんとに吹くだけ。それも3曲を1回ずつとかです。
「What A Wonderful World」「北の国から」「見上げてごらん夜の星を」「元気だしてよ(スギ薬品)」「sweet memories」「ハトと少年」あたりを、ハ長調で吹いてます。
が、ちっとも上手くなりません。未だしょっちゅう音がひっくり返ってしまいます。
やっぱり、ちょっと習ったほうがいいかもしれませんね。
ピストン戻らない初期不良(?)の対策
さて、今日の本題は「ピストン戻らない初期不良(?)の対策」です。
自分のプラスチックコルネット、最初から第3ピストン(一番遠いピストン)の動きが悪く、ちゃんと戻りませんでした。
前掲の記事にもこう書いてあります。
メルカリで半額で購入したpCORNETは、新品ですが最初から不都合がありました。3番ピストンがひっかかってしまい、戻らないことがほとんどなのです。1番2番ピストンと比べ、明らかに動きが悪く、ピストンを入れ替えてもダメなので、3番シリンダー(?)の問題のようです。
amazonのレビューを見てみたら、同じ症状の方多数。これは、ハズレ商品に手をだしてしまったかもしれません。でも、半額で入手できたのがこれだけなので仕方なし。更に入手経路がメルカリなので、自分で何とかするしかありません。
まずは、グリスを塗ってみました。が、状況は全く変わりません。削らないとダメそうです。
ピカールで研磨したら、2回に1回はピストンが戻るようになりました。更にもう一度ピカールで研磨したら、3回に2回はピストンが戻るようになりました。あと1~2回研磨すれば、いい感じになるかもしれません。でも下手すれば、楽器をダメにするかもしれません。まぁ、その時はあきらめましょう。
プラスチックトランペット/プラスチックコルネット も何種類かありますが、pTRUMPET、pCORNETは、ピストンの精度が悪いのかもしれません。実際に、他のプラスチックトランペットに買い換えたというレビューコメントもありました。
今更おせーよ。ってか、半額で買えたのがこれなんだから仕方ねーずら。
しかしこの後、この問題は意外な方法で解決できました。
その方法を紹介したいと思います。
※一応役に立つ情報だとは思うけど、この情報必要とする人はホントに少ないだろうなぁ・・・
こちらが、自分のpCORNETです。
背景はいつも練習してる荒川。沼みたいです?、この日は雨後で増水し濁ってます。
一番右側のピストンが、問題の3番ピストンです。
この3番ピストンの問題は、ピストンやシリンダー自体の精度が悪いことではなく、メインチューニングスライドをはめるとシリンダーが捻じれてしまうことが原因のようです。
その証拠に、メインチューニングスライドを外せばスムーズに動きます。
それが判るまでが大変でした。
判ったならば、あとはシリンダーの捻じれを何とかすればいいだけです。
自分は、釣り糸で縛ることで、捻じれを矯正しました。
左の写真で説明すると、ピストンの下部が写真下方向に捻じれてしまっているのを、写真上方向に引っ張って矯正しています。
使っているのは、3号の釣り糸ですが、これは多少伸縮性のある糸なら何でもいいと思います。もしかすると、ゴムでもイケるかもしれません。
引っ張る強さの加減が難しそうに感じるかもしれませんが、結んだ後にベル側の糸を掛ける位置を変えれば調整できるので、シビアではありません。
これえ3番ピストン問題は解決しました。
悪さをするメインチューニングスライドは、吹き終わったら外すことにしました。
その際、糸を緩めこんな感じでずらしておくと、次回はめる時に簡単に糸も装着できます。
めでたし、めでたし!
amazonのレビューを見ると、pCORNTEだけでなく、同メーカーのpTRUMPETでも同じ問題が起きてるようです。
自分には試しようがありませんが、もしかすると、pTRUMPETでも同じ対策で解決するかもしれません。