今日は「マラソン大会に参加してきた」というお話しです。
棄権するつもりだった
鴻巣パンジーマラソンに申し込んだのは、4ヵ月前の去年の11月。
ハーフにするか5kmにするか迷いましたが、無理せず5kmにしました。
が、「5kmだからなんとかなるだろう」となかなか練習し始めなくて、結局1月になってからあわてて走り始め、その結果左尻の筋肉を痛めてしまいました。
2月中旬からは治療優先し全く走らずでしたが、左尻は良くならず、「これは棄権するしかないか・・・」と考えてました。
その上今週は、例年の5倍飛んでると言われる花粉で、目も鼻もグシュグシュ。
「こんな中外走ったら花粉吸いまくりだよ、絶対無理!」「棄権!、止む無し」と思ってました。
なので、しばらく前に届いた参加案内の封筒も未開封のままでした。
でも、参加賞のタオルが入ってるみたいなので、昨日の夜に開けてみると・・・
タオルは普通のものでしたが、「へぇ、ゼッケンてこんななんだ!」とか「ICタグってゼッケンの裏に張り付いてるんだ!」など、いろいろ新鮮です。
そうこうしているうちに「やっぱ出てみようか・・・」となりました。
なんでも「一度は経験しとくべきだよな」と考えたからです。
ここ2週間走ってないけど、5km約30分だから、ゆっくり走ればなんとかなるでしょ!
勝手が解らない
というように、前日の夜中に急遽参加することにしましたが、全く勝手が解りません。
特にわからなかったのが以下の2つです。
- 1) 会場での待ち時間は何してればいいか?
- 2) 走ってる最中に荷物をどうすればいいか?
「1) 会場での待ち時間は何してればいいか?」については、入場&受付してから出走まで2時間あるようなので、その間どう過ごすかです。
ウォームアップするのが普通だと思いますが、そんなことしてたらそれだけで疲れちゃいますし、花粉も怖い。
結局、入場&受付してから一度家に帰り、出走ギリギリにまた会場に行くことにしました。車での送迎は奥さんが引き受けてくれました。
「2) 走ってる最中に荷物をどうすればいいか?」については、ネットで調べました。
カバンに詰め込んで預けるシステムの大会が多いようですが、このマラソン大会は荷物預かりのシステムはなく荷物置き場があるだけらしく。
ん、荷物置き場? なにそれ?
良く解らないまま会場に行って見ると、こういうものでした。
この前で、ウォームアップスーツを脱いで、カバンに詰め込み、棚に置くわけです。
考えてみれば、高校の部活で試合に行った時と同じですな。
200人抜き!
荷物も置いて、出走の時間になりました。
「左尻痛を抱えながら」&「花粉を恐れマスクしたまま」走るので、最後尾からゆっくり走る作戦です。
5km走は、まだハーフ走れないランニング初心者ばかりかと思ってましたが、そんなことはなく見るからにガチ勢な方々もたくさんいて驚きました。
しかし、最後尾のあたりは、着ぐるみの人やら、仲良しグループやらが多く、のんびりムードでほっとしました。サンダル(クロックス)の人は自分だけでしたけど。
走り始めますが、2週間ぶりだし体調も悪いのでいきなりしんどい。
それに、500メートルで既に左尻がかなり痛い。こりゃダメだ。
無理せず、だましだまし、なんとか完走するしかありません。
でも、そう考えたら、かえって気が楽になりました。
それでも2km過ぎるころには身体も暖まり、調子が出てきました。
心肺も慣れてきたし、左尻の痛みも気にならなくなってきたので、ちょっとだけペースを上げると、周りはかなりのスローペースなので、ごぼう抜き状態です。
3km、4kmとでは更にペースアップし、更にたくさんの人を抜いて、無事ゴール!
200人くらい抜いたんじゃないかな?
最後尾スタートだからではありますが、最初から最後まで、誰にも抜かれずにゴールしました。
記録は手元の時計で32分でした。
初めてのマラソン大会参加でしたが、なかなか面白かった。
来年も出たいと思います。
記録どうこう言うレベルじゃないので、来年も最後尾スタートでいいかな?
最後尾スタートで走ると、いろんなランナーを見れるという面白さがあるので。
最近のアレコレ(「走ったご褒美」と「感謝の印」)
たったの5km走ってきただけですが、初めての経験だったのもあり、それなりに達成感を感じました。なので自分にご褒美です。
旨いはコレ。
特に中のチョコアイスが旨い。濃厚なソフトチョコと氷の粒がミックスされてて。
200円超える価格設定だと、ここまで美味しく作れるのかぁ・・・って感じです。
あと、往復3回も送迎してくれた奥さんに感謝の印をと、お昼には彼女が大好きな味噌ラーメン屋さんに行きました。
というわけで、いい一日でした。
左尻から足先まで痛くて、しゃがめないくらいですけどね。