今日はウチに棲みついてくれているカエルのことを書きます。
「今年こそカエルの産卵を成功させなければ!」というお話しです。
姿を消した田んぼの精
ウチに棲みついてくれているカエルは、トウキョウダルマガエル、ヌマガエル、アマガエルの3種類。飼ってるわけではなくて、棲みついてくれています。
主役はトウキョウダルマガエル。トノサマガエルの仲間の大きなカエルです。
しかし、ウチに棲みついてくれるトウキョウダルマガエルは激減してしまいました。
理由はこちら。
トウキョウダルマガエルは田んぼの精。田んぼがなければ、暮らしていけません。
こればっかりはどうしようもなし。
もしかすると、今年も1~2匹は姿を見せてくれるかもしれませんが、こんな家だらけの環境が、トウキョウダルマガエルにとって良いとは思えません。
ヌマ&アマガエルの産卵に期待
でも、ヌマガエルとアマガエルは、田んぼへの依存度がそれほど高くありません。
もちろん、幼生はオタマジャクシなので水場は必要です。
が、それさえ準備してあげれば、小さいカエルなこともあり、もみじ家の狭い庭でも、命をつないでくれるかもしれません。
そこで、一昨年から、ヌマガエル&アマガエルの産卵場所を作っています。
ただ、一昨年も去年も、産卵してはくれなかったので、今年こそ!
というわけで、カエル達の産卵場所「オタマトープ」を作ります。
オタマトープのデザインは、去年の失敗を踏まえ改良します。
去年は、親ガエルが暮らしやすいよう浅い場所を多くしました。カエルはお腹だけが水に接してるくらいの水深が好きらしいからです。
実際、カエル達は快適そうに過ごしてくれていました。
が、ウチの庭にはカエルが居るので、当然カエルが主食のシマヘビも寄ってきます。
カエル達は、天敵が来ると水中に潜ってやり過ごしますが、このオタマトープでは潜るスペースが少ないため、シマヘビが来た際の逃げ場がありません。
去年はヘビが来た時に、かなりやられてしまったようで・・・
↓ シマヘビです。勇気ふりしぼり至近距離で撮ったので是非見てください!
2023年版オタマトープを作る
さて、今日はオタマトープを作ります。
もっと早く作りたかったのですが、今年は土日が天気悪いことが多く、延び延びになってしまってました。
おかげで、庭には菜の花が伸び放題。通り道すらありません。
5時間くらいかかりました。軽石洗うのが大変なので・・・
ついでに、草むしりもしました。ざっとですが。
久しぶりの庭仕事で、大変疲れましたが、やり切れて良かった!
2023年はこの配置で行きます!
最近のアレコレ(ヌマガエル・アマガエル)
久しぶりに庭で半日過ごしたら、カエルをたくさん見れました。
特にアマガエルは数匹見かけたので、例年よりもかなり多い気がします。
ヌマガエルは台湾・沖縄にも住む南方系のカエルなせいか、まだ冬眠モードでボケボケした。このところ寒かったしね。
今年もよろしくね!
注)右側のヌマガエルの背中線!、関東では背中線があるだけでも珍しいのに、真っ直ぐじゃない背中線!、まるでサキシマヌマガエルみたい!