カエルの産卵環境を整える
自分は毎年ウチの庭を、よりカエルが住みやすい環境にしたいと思っています。
というのも、ウチのカエルは、買ってきたり、獲ってきたりしているわけではなくて、カエル達が自ら住み着いてくれているだけだからです。10年来ずっとそうです。
が、一昨年から環境が激変しました。庭に隣接していた田んぼがなくなりました。埋められ住宅地になったのです。今は立派な家が10軒以上建っています。
田んぼが埋められた一昨年には、水を求めて沢山のカエルがウチの池に集結し、すごいカエル密度になりました。
しかし昨年は、ウチで見かけるカエルは激減しました。おそらく、カエル自体の数が減ってしまったのでしょう。そりゃそうです、田んぼがなくなってしまったわけですから。
そして今年、「もしかすると、もうカエルはいなくなってしまったかも・・・」、そんな不安もありました。
が、今週にはアマガエルが今年初めて姿を見せてくれました。ちゃんと生き残り、冬を越してくれたようです。
しかし、この子達には、もう田んぼはありません。産卵場所がないのです。これはもう、自分がなんとかするしかありません。ウチの庭に、産卵場所を作ってあげないと!
でも、どうやったらいいのかわかりません。
実は去年、カエルの産卵のためのオタマトープ(プラ舟池)を設置しています。が、カエルは卵を産んでくれませんでした。
何がいけなかったのでしょうか?、どうすればいいのでしょうか?
教えてカエルな人!
そこで、カエルな人に聞きにいくことにしました。頼ったのは、こちらです。
「カエルの産卵場所の作り方を教えてもらえますか?」とメールをしたら、いつでも聞きに来てくださいとのこと。やったぁ!
土日は来訪者も多くお忙しいだろうと思い、平日夕方に行きました。
そして、水生生物担当のOさんがいろいろ教えてくれました。さすが専門家です、知りたいことに全て答えていただけました。「溢れ出す知識」とはこのことですね。
カエルの種類毎の産卵期の違い、カエルの種類毎の産卵に適した水深、産卵場所に必要な要素、カエルの餌になる虫を集めるために植えるべき植物 などなどを、教えていただきました。
Oさん、ありがとうございました!
どうやら去年のオタマトープの失敗は、水草が入ってなかったことが原因のようです。どのカエルも「稲のような水面に出るタイプの水草」に絡めて産卵するそうなので。
あと、アマガエル・ヌマガエルをターゲットにする場合には、かなり水深を浅くする必要があるそうです。
なるほどねぇ・・・
というわけで、なるべく早くそういう環境を整えようと思います。まずはアマガエル用ですね。ヌマガエル・トウキョウダルマガエルはまだ起き出してきてませんから。
ヌマガエル・トウキョウダルマガエルとバッティングしないよう、少し高い場所(ウッドデッキの上など)に設置しようと思います。
今年は上手くいきますように!
最近のアレコレ
先日のピクニックが楽しかったのは奥さんも一緒だったらしく、平日にも昼休みに行こうとなりました。ピクニックはしなくとも、昼休みに公園に行くことは多いので、それにお弁当が加わるだけです。
早速やってみました。いつもの公園で、お稲荷さんとソーセージサラダを広げます。
ピクニックランチ、今の季節の暖かい日ならとってもいいです、またやりたい!