今日は自作(DIY)のことを書きます。
改めて自分の自作歴(DIY歴)をふり返ってみたよ というお話しです。
自作のきっかけ FLY FISHING
このブログ、最初の1年は今とタイトルが違い、「生涯独習ちりぬるを」でした。
意味わかりませんね、なんのことやら?(笑)
この「生涯独習」って言葉には、簡単に人の真似をしないぞ!、簡単に人に教わらないぞ!、自分でいろいろやってみて工夫するぞ! という気持ちが込められています。
とにかく自分でやってみたいのです。オリジナリティのある方法を見つけたいのです。
どうやら、そういうことを楽しく感じる気質のようなのです。
おそらく、わざわざ非利き手の左でボウリングやってるのも、この気質のせい。
そういえば、テニス、ゴルフ、水泳・・・と、どれも大変凝りました。
しかし、独習だし、すぐにオリジナリティある方向に行ってしまうので、なかなか上達しないのです(笑)
そんな気質ですから、自作にハマるのも時間の問題だったようで、フライフィッシングを始めたのをきっかけに、すっかり自作派になりました。
フライフィッシングって、基本的に自分で使うフライ(毛ばり)は自分で巻く「自作」なのです。
フライだけでなく、一時はバルサ削ってルアーも作りました。
が、フライに比べると、ルアー自作はかなりめんどくさいので、続きませんでした。
自分、自作は好きですが、めんどくさいのはダメなんです(笑)
大物の自作に挑戦 自作池・自作ウッドデッキ
フライフィッシングで自作熱に火が付いたものの、子供が生まれてしまい釣り三昧とはいかなくなりました。
その結果、自作熱はお庭に向かうこととなりました。
たまたまその頃、仕事が上手くいかず自信を失っていたので、「大物に挑戦しちゃんとやり遂げ、自信を取り戻したい!」と考えました。
その結果、無駄に大きいものを作ってしまいました(笑)
まず池です。
穴掘って、ラス網しいて、コンクリ打って・・・今考えると良く作ったなと思います。
若かったんでしょうね。
途中で岩に指を挟んで骨折しましたが、ギブスしながらなんとか完成させました。
次はウッドデッキ。
初の本格木工でしたが、これもなんとか完成させることができました。
多分、40台前半だったはず。
やる気になれば、まだ頑張れるじゃん! と、少し自信を取り戻しました。
会心の自作 SK8(スケボー) 自作デッキ
大物ではないけれど、会心の自作だったのがスケボーのデッキ(板)です。
ただ板切るだけなら簡単ですが、スケボーのデッキって、木を曲げるのです。
縦に曲げる(キック)だけでなく、横方向にも反らせるのです(コンケーブ)。
市販品は、3Dの型を入れたプレス機で圧力かけて曲げるのですが、そんな大げさな仕掛けでやりたくはありません(できないし)。
もっと簡単な道具立てで、チョチョイと簡単に木を曲げる方法はないかと、知恵を絞りました。
Youtubeで世界中のデッキのDIYしてる人の動画を漁りましたが、「簡単な道具立てで、チョチョイと簡単に木を曲げる」をやってる人はいません。
自分で考え、工夫するしかありません。
家具職人さんのブログなんかもずいぶん読み、木を曲げる方法を探ったりもしました。
その甲斐あって、板を曲げることができました。
おそらく世界で一番簡単 かつ 唯一無二の方法で!
今でも、「SK8 自作デッキ」でググると、自分のブログ(はてなブログの前の旧ブログ)が上位に表示されます。
自作デッキに、キックはともかく、コンケイブつけてる人はまずいませんからね。
(そもそもデッキを自作しようなんて物好きがほとんどいないのですが・・・)
「生涯独習」精神と、「そんなんでいいんだよ教」精神との合作で、自分的にはとても満足した自作でした。
また、知恵を絞り、オリジナリティ溢れる会心の自作をしてみたいものです。
最近のアレコレ(小物の自作)
最近は、大物の自作も会心の自作もなし、たまに小物をチョチョイと作るだけ。
今の自作は、釣りのウキ です。
自分がするような小物釣りであれば、どんなウキ使ったってお魚は釣れるのですが、釣ってる最中ずーっとウキ見てますから、自分好みの可愛いウキで釣りたいわけです。
機能的にも、トップや胴の太さや素材で、アタリの感度を調整したりし、自分好みの動きになるようにします。
先週末は、ウキがもっと早く立つよう足の長さ短く調整し、それを試してきました。
ウキの動き、悪くはなかったけれど、もう少し早く立つようにしたい。
ボディの下半分を削り、足をあと5mmくらい短くしようかな?
いや、いっそもっと浮力のある材料で作り直そうか?
みたいにウダウダ考えるところが、自作の一番の楽しみなんだと思います。