今日は「義母」のことを書きます。
少しずつ認知症が進行し、先日は通報されてしまったけれど、明るく過ごしていただけてるよ というお話しです。
義母が夜に裸足で出歩き、通報されてしまう
近所に1人で住んでいる義母、今年の春に転んで腰を圧迫骨折し、一時は寝たきりになりましたが、腰はすっかり良くなりだいぶ動けるようになりました。
転ぶ前から既に、買い物や料理などはできなくなっていて、奥さんが毎日3回食事を届けていたので、介護の度合いはそのころとそうは変わりませんが、寝たきり状態の時に比べると、自分で起きて座って食事して下さるので、だいぶ楽になりました。
が、動けるようになったが故に困ることもありまして・・・家から出てしまうのです。
先日も夜に家から出て家の前の道に立っていたため、警察に通報されてしまいました。
パジャマに裸足姿で、アコーディオン扉づたいに歩いているのを見て、近所の方が心配して通報してくださったのだろうと思います。
義母としては家の門の辺りに立ってただけで、そこから出歩きたいわけではなかったようですが、幹線道路に面してるのもあり、そりゃぁ見かけた人は心配にもなるでしょうし、通報されちゃうのも仕方ありません。
我々夫婦としても心配です。
もちろん家の鍵は閉めておくのですが、サッシを内側から開けて出てしまうので、鍵は意味がありません。
そこで、ドアの外からサッシに木の棒をはめて、サッシが開かなくなるようにしました。
出たい時に出れないのはかわいそうですが、仕方ありません。
少しずつ進行する認知症
義母はだいぶ前から、認知症の症状も出ています。
最初は3年前で「お金を取られた!」でした。このパターンが、典型的な認知症の初期症状だそうです。
それからしばらくは、そういう認知の歪みがあるけれど、まだ自分で考えられるしある程度は動けもするので、ご自身でお金を取り戻そうと対策され、それが小トラブルに繋がったりもしていました。
が、それも少しずつ落ち着き、今年の転倒&圧迫骨折後は、すっかり大人しくなられました。お金のことも、気にされなくなったようです。
むしろ「もみじさん、テレビ買ってあげるよ」「お父さんにテレビ代出させるから」と気前のいいことを言ってきたりします。
実際には、テレビ買ってくれるわけもないし、「お父さん」はもうとっくに亡くなっているのです
最近は「お父さん」だけでなく、既に亡くなったはずの方々が、家にしょっちゅう来ているようで・・・
「今日、お婆さんには困っちゃったよ」とか「姉ちゃんも靴を隠しちゃうんだからしょうがないんだよ」などと言ってます。
もちろん、お婆さんも姉ちゃんも、既に亡くなっているのです。
でも、お義母さんの話を聞いてると、かなりリアルなので、ホントにお父さん・お婆さん・姉ちゃんが来てるのかもしれないという気になってきます。
「今日はみんなが来て、なかなか帰らなくて困っちゃったよ」なんて言われますから、少なくとも、お義母さんの認知の中では、ホントに来てるのだろうと思います。
夢見てるような感じなのかもしれませんね。
「そう、川」と満面の笑み
最近義母は自分の顔を見ると、たいてい「もみじさん、今日は川はどうだった?」と聞いて来ます。
「いつも釣りに行ってる人」と思われてるのかもしれません(笑)
「川ですか?」と笑いながら聞き直すと、「そう、川」と義母も嬉しそうに笑いながら返してきます。
「川って、どこの川ですか(笑)」「どこって、ほら、あそこの川よ(笑)」みたいな感じで、会話は全く成り立たないのですが、とにかく二人で大笑いしてます。
これがほぼ毎日(笑)
バリエーションとして、こんなパターンもあります。
義母 「もみじさん、今日は大変だったでしょう?」
もみじ「えっつ、何がですか?」
義母 「川」
もみじ「川ですか?(笑)」
義母「そう、川(笑)」
この会話がなんなのかよくわかりませんが、義母はこの会話が楽しそうなのです。
なんだろうなぁ?、川になにかあるのかしら?
今度、実際に川に連れて行ってみようかな・・・
最近のアレコレ(会社サンダル)
会社用のサンダル(クロックス)のソールが、かなりツルツルになってきました。
普通に屋外利用のクロックスがここまで減ると、雨の日などは滑るので怖くてい到底履けませんが、会社のオフィス内専用なので問題ありません。
とはいえ、特に踵は相当薄くなってしまって逆ハイヒール状態なので、そろそろ交換しようかなとも思っています。
でも、踵さえ気にしなければ、まだまだ履けるんですよね・・・
そもそもオフィスに出社する頻度も少ないし、出社してもリモート会議だと席で済むのでホントに歩きませんから・・・
いっそ定年まで、これで頑張ってみる?