散歩と田んぼ
我が家は北関東南縁部に位置し、都内まで高崎線で約1時間、最寄り駅までも徒歩20分かかる場所にあります
家から一番近い田んぼまで30秒、2番目に近い田んぼまで45秒という好立地(笑)
チビ姫(ミニチュアダックス)の散歩コースも田んぼに囲まれた道、稲の成長や、トンボやカエルの様子を見ながら歩きます
今は、稲刈りされた田んぼが半分、まだの田んぼが半分です
トンボはまだ夏の名残のシオカラトンボで、アキアカネはまだ山から降りてきてません
そしてカエル、稲刈りのために水が抜かれた田んぼや、稲が刈られた田んぼからは、すっかりカエルの姿が見えなくなってしまいます
寂しいことですが、まだ水のある田んぼに移ったり、草むらに棲み処を移したりして、無事でいてくれてることを祈ります
一方、まだ水が張られた田んぼの畔では、今年生まれたチビガエル達が3cmくらいまで成長し、大人のカエルと同じようにキリリと座った姿を見せてくれてます
もちろん大人のカエルもいます、ダルマの名の通り丸々太って貫禄十分なのがデーンと座ってます
奇跡の田んぼ
これは家から2番目に近い田んぼですが、この写真に写る十数メートルの間に、カエルがびっしりと座ります
近くの他の田んぼも、かなりカエルは多くいますが、この田んぼのカエル密度はずば抜けてます
数が多いだけでなく、大きいカエルが多く、特に夜は大物が50cmおきくらいにズラリと並ぶので、自分の中では「奇跡の田んぼ」と呼んでます
ウチの近所は少し標高が高く用水路が引けないため、田んぼは井戸水を使うのですが、田んぼによって井戸水の出が良く水が多いところと、そうでないところがあり
その点、奇跡の田んぼの井戸はとても出が良いようで、常にたくさんの水が田んぼに注がれ、水はいつも満水
水も酸素もたくさん供給されてるせいか、水面には浮草がびっしり
おそらく、カエル達にとっていい環境の田んぼなのでしょう
カエル(昼の部)
カエルはたいてい、こんな位置に座っています
手前が畔、畔と稲の間の浅いところに、稲のほうを向いて座る子がほとんど
同じ子のアップ
トウキョウダルマガエルには浮草の衣装が似合います、この子はたいして纏ってないけど
こっちの子は、ちょっと珍しい色柄、まだ若いカエル
ヌマガエルもいます、これはこれでちゃんと保護色ですね
こんな感じに、昼間もカエルはたくさんいますが、昼間見れるのは小ぶりな子ばかり、大物は夜に登場します
カエル(夜の部)
「大物は夜に登場」なんて言いつつ、夜は写真が上手く撮れないから雰囲気だけになっちゃいます、ごめんなさい
こんな感じのポジションに、50cmおきぐらいに並んでます
たまには横向きの子もいますが、かなりの少数派
この子は再掲ですが、背中線がくっきり
「せなかせん」だと思ってたら、「はいちゅうせん」と読むそうです
夜の暗い田んぼに、キリっとした姿勢で座ってるトウキョウダルマガエル
とってもカッコいいのですが、写真が下手過ぎて伝わらないのが残念
どうすれば上手く撮れるのやら・・・
あと1週間くらいか
今日もこれから夜の散歩、明るい懐中電灯持って、奇跡の田んぼのカエルを見てきます
春も散歩をしてたので、奇跡の田んぼの田植えが近隣で一番遅かったのも知ってます
だから稲刈りも一番最後のはず、10日後ぐらいかなぁ、ってことは水が抜かれるのはもう少し前
なので、夜のカエルの雄姿を見れるのもあと一週間くらいでしょう
みんな捕まえて、ウチの池に連れてきちゃいたいぞ