もみじの備忘録

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アジャイルDIYで、池のマブ用ウキを自作する


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今日は「アジャイルDIY」のことを書きます。

DIYで何か作る際、めんどくさがりな自分はおよそテケトーに済ませるけれど、特に最初は「簡単にやっつけ仕事で早く作り、とりあえず使って試してみる派」だよ というお話しです。

これがアジャイル開発チーム?

 

アジャイル開発?

お仕事のやり方などが、プライベートの考え方にも影響してるってのは、誰でも多少なりともあると思います。

自分はシステム開発系のお仕事で、プロジェクト計画立てたりすることが多いので、プライベートもちゃんと計画立てたりしちゃいがちです。

 

ただシステム開発計のお仕事にもいろいろ種類がありまして、自分がやってるのは計画立ててもその通り行かないことばかりの業務領域でして・・・、しっかりキッチリ詳細な計画立てても、無駄になることを多く経験しました。

その結果、ポイントだけ押さえた簡素な計画を立てるようになしました。

 

また同様に、きっちり仕様調整しても無駄になることが多いので、とりあえず「おそらくこんなんでいいんじゃないかな?」ってプロトタイプを早く作り、実際に触ってみてもらうようになりました。

システム開発の世界の言葉で言うと「アジャイル開発」的な考え方です。

 

そんなお仕事での影響を受け、プライベートでも「簡単にやっつけ仕事で早く作り、とりあえず実際に使って試してみる派」になりました。

DIYする時だけじゃなく、モノ買う時もそうです。とりあえず安いの買って試してみる人になりました。

 

 

久しぶりにウキを作った

今年のゴールデンウィークはそこそこ時間があったので、やりたいけれど普段ならまず手をつけないようなことも少しやりました。

そのうちの一つが「ウキ作り」です。池のマブナ釣りのウキ。

 

10年ほど前にけっこう凝った時期があり、たくさん作ってあったのですが、けっこう消耗するものなのでそろそろ底をつきそうな状況でして。

市販のウキは使う気にはならないので、そろそろ作らなきゃとは思っていたのです。

 

以前は、ヒノキを貼り合わせボディーは中空にして・・・みたいに手間をかけたウキを作ってましたが、今はもうそういう熱量はありません。

むしろ、超簡単に作れて「そんなんでいいの?」ってなウキで釣りたい気持ちなので、極力少ない材料&工程で作れるシンプルなウキにすることにしました。

出来上がったのはこちら。制作時間は10分です。

流線シモリウキにグラスソリッドを通しただけのシンプルなウキ
足が長いのは、立ちを早くするためです

 

で、作ったならば早速使ってみなくてはなりません。

「簡単にやっつけ仕事で早く作り」だけじゃなく「とりあえず実際に使って試してみる」も大事だからです。

実際、「もしかすると浮力が強すぎて、シブシブにするにはたくさん錘つける必要があって、使いづらいかも?」なんて心配もありましたし。

 

で、実際に釣りに行った結果がこれ。

何も釣れず、獲物は網で掬ったテナガエビのみ。

ウキは予想外に浮力が弱すぎて、小さいオモリも背負えず沈んでしまい、釣りにならなかったのです。

極小のオモリをつけても、やっとひとメモリだけ水面に出てる感じで見づらいし、そんなバランスですから立つのも遅くて使い物になりませんでした。

「やっぱり、実際使って試してみるのは大事だな」と再認識しました。

3つも4つも作らず、1個だけ作って試してみて良かった。

 

 

改良版 Ver.2

浮力が足りなかった原因は、見やすさを優先し太い1.2mmのグラスソリッドを使ったことでした。

グラスソリッドは比重があるので、1.2mmじゃぁ重すぎでした。

そういえば以前バルサボディーのウキ作ってた時も、1.2mmのグラスソリッドトップ背負わせるには、かなりボディー太くした気がします。

 

それを踏まえ、改良版のVER.2を作りました。

左が沈んでしまった1.2mmグラスソリッドのVer.1
 右が1.0mmグラスソリッドのVer.2 軽量化のため足も短くしました

 

さて、Ver.2はちゃんと機能してくれるでしょうか?

お風呂でのテストではいい感じでしたが、やっぱり実際に使ってみないと・・・・

今週末釣りに行き、試してみたいと思います。

 

ちなみにこのウキ、全長8cmくらいです。

そんな小さいウキで見えるの? と思われるかもしれませんが、自分目が悪く遠くは見えずで、どんな大きなウキでも8尺が限界、それ以上長い竿では見えません。

だから普段使う竿は5尺。なので小さくっても大丈夫なのです。

 


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