今日は「トンボ」のことを書きます。
ウチの庭は、毎年青いシオカラトンボのオスが縄張りを構えますが、今までメスは見たことがなくて・・・、でも今日は、初めて黄色いメスが産卵している様子を見れた というお話しです。
ウチの庭の、昆虫の主役はトンボ
ウチの庭で見れる生き物は、かなり多くの種類がいますが、なかでも種類が多いのはやはり昆虫です。
アリ、クモ、ユスリカ、ハチ、バッタやコウロギ、カメムシ、コガネムシ、アメンボ などを見かけますが、昆虫の主役と言ったらやはりトンボです。
ウチの庭を我が物顔で飛び回ってますし、ヤゴもたくさんいますし。
特に、シオカラトンボのオスは毎年、ウチの庭(池?)に縄張りを構え、他のトンボが来ると追い払ったりもしますし、自分が庭に出た時などにも、威嚇してくることも。
てな感じなので、青いシオカラトンボのオスとは、夏場は毎日顔を合わせてます。
シオカラトンボ と ムギワラトンボ
毎日のように姿を見る青いシオカラトンボに対し、見たことがないのが黄色っぽいムギワラトンボです。
実はシオカラトンボとムギワラトンボは同じ種類で、オスがシオカラトンボ、メスがムギワラトンボと呼ばれます。
オスが青いのに対し、メスは黄色い麦わら色だからです。
で、このムギワラトンボ、ウチの庭では見たことがありませんでした。
おそらくオスのシオカラトンボが縄張り構えてしまうので、入ってこれないのじゃないかと思います。
でも、ウチの睡蓮鉢やプラ舟にはたくさんのヤゴがいますから、ムギワラトンボもウチの庭に来て、産卵してるはずなのです。
その割に、一度も姿を見たことがありませんでしたが、今日とうとう姿を見ました。
それも目の前で、メダカを飼育している睡蓮鉢に、産卵してました。
メスが産卵している間、青いオスはその上を飛び回り、しばらくするとオスがメスを追いかけ捕まえ空中で交尾をします。
その後、メスはまた産卵をしていました。
繁殖・産卵の際にはそれに集中するため、警戒心が緩むのはどんな生き物にも共通するのだろうと思います。
このトンボ達も、庭に自分や奥さんが居ても全く気にせず、すぐ近くで交尾と産卵を繰り返してました。
おかげで、産卵の様子を動画に収めることができました。
交尾も・・・と思ったのですが、こちらは無理でした。ものすごい勢いで飛びながらなので早過ぎて・・・。産卵の様子のみです。
メダカやカエルが入っていない容器に産んでました。
それを選んで産んでたのか、たまたまなのかはわかりませんが。
産んだ卵はしばらくしたら孵化してヤゴになり、その後1年間をヤゴで過ごし、来年の初夏にトンボになるそうです。
繁殖・産卵の動画
ついでに、ウチの庭で撮影できた、繁殖・産卵関係の動画をのせておきます。