今日は「うどん」のことを書きます。
「コシの強いうどん」と「のどごしの良いうどん」を、食べ比べてみた というお話しです。
埼玉のうどん
実は埼玉県は「うどん県」でして。
もちろんうどん県の筆頭は香川県で、そこに立てつく気は毛頭ありませんが、2位は埼玉県でいいんじゃないか思います。
だって埼玉県、うどん生産量2位ですから。
「埼玉のうどん」と言うと、山田うどんを思い浮かべる人も多いかもしれません。
山田うどんさんも、飾らないうどんチェーン店で埼玉らしいなと思いますが、そうじゃねーのです。
「埼玉のうどん」と言ったら、コシの強い手打ちうどんを、肉汁等のつけ汁に浸けて食べる「武蔵野うどん」が主流です。
このうどんがまた、コシが強いどころではなく、もはや「固くてごわごわ」と感じる程のゴツさで、7~8cmくらいなら立つんじゃないかな。
そして「噛むと小麦粉の味がする」とも言われてます。
初めて食べた時にはあまりのゴツさに、「これ茹で時間まちがえてね?」と思いましたもの。
もちろん、全ての武蔵野うどんが「ゴツい」わけではなく、もっと優しいうどんもありますが、人気店は総じて「ゴツい」ようです。
武蔵野うどん あそび(小川町)
先日、そんな「ゴツい」うどんの人気店、小川町の「あそび」さんに行ってきました。
さすがに人気店、美味しかったです。
うどんは太くコシも凄くて迫力満点だし、それに負けない汁もとても旨かったです。
和風レストランとき(鴻巣市)
「埼玉を代表するのは、ゴツい武蔵野うどん」と書きましたが、産まれも育ちも埼玉なウチの奥さんは、このゴツいうどんが苦手で、比較的柔らかいうどんを好みます。
彼女は「うどんはのどごし派」でして、加須うどんのようなツルっと食べやすいうどんが好き。
前回は、彼女が苦手なゴツいうどんの「あそび」さんに行ったので、次はのどごしの良いうどんを食べようとなり、手延べうどんが売りの「和風レストランとき」さんに行きました。
こちらのほうが、万人受けするかな?
でも、武蔵野うどん好きな人には、物足りないかもしれません。
ウチで食べる冷凍うどんと、それほど違いを感じませんから(鈍感なだけ?)
でも、このぜいたくつけめんの汁はとても美味しいのです。
そして、この汁に合うのは、やっぱりこういううどんだよなとも思います。
自分は奥さんと違い、コシの強いうどんも好きです。
でも、のどごしの良いうどんも好き、どっちもOKです。
次は、幅が5cm以上ある「川幅うどん」を食べに行こう思います。