今日は「操体とか、身体の軸とか」のお話しです。
脚痛 と 腰痛
5年程前まで、脚の痛みを抱えていました。
運動できないとか、歩くと痛いという程ではないけれど、朝起きると痛い。
朝起きて階段を降りる時に「痛てててて」とビッコを引く感じでしたし、寝てる最中につることもありました。
が、あることを取り入れてから、これがすっかり解消しました。今ではもう痛くなる気配がありません。
腰痛についても同様です。
腰痛と言っても、自分の場合はボウリング起因の腰痛ですから、筋肉痛的なものですが、やはり投げた翌日の朝にはスッと立ち上がず「痛てててて」。
「アラ還なんだから、3時間半20ゲームも投げればそりゃ腰も痛くなるってば」と、諦めていました。
その後ボウリング仲間から「ボウリングの腰痛は下半身のストレッチをすると解消するよ」と聞き、やってみると確かに効果的で、腰痛度合いが1/3程度に減りました。
でもなくなりはしません。軽減しただけ。
が、あることを取り入れてから、これもすっかり解消しました。今ではもう痛くなる気配がありません。
その「あること」って何さ? というのが今日のお話しです。
4スタンス理論
その「あること」とは「4スタンス理論(の実践)」です。
4スタンス理論とは、人を軸の作り方(使い方)で4タイプに分け、それぞれのタイプに合った身体の使い方(主には身体の軸の作り方)を定義したメソッドです。
自分が4スタンス理論を知ったのは10年以上前です。
サッカー・ゴルフ・ボウリングや、歩き方などに取り入れてみました。
しかしその時に、タイプ診断を間違えてしまうという痛恨のミス。
自分はホントはA1タイプ(つま先内側タイプ)なのですが、自己診断でB2タイプ(かかと外側タイプ)と勘違いし、本来の自分のタイプに合わない身体の使い方を一生懸命取り入れおようとしていました。
今になって考えてみれば、その結果が「脚が痛い」「腰が痛い」だったように思います。(もちろんそれだけでなく加齢などもありますが)
タイプ診断の間違いに気づいたのは、B2だと思い込んで数年後です。4スタンス理論のトレーナーの方に診断していただいて判りました。
「えっ、B2じゃなかったの?」と呆然としました。
トレーナーの方からは、「今までよく怪我しませんでしたね」と言われたのを覚えています。
それから数年、自分はA1タイプだと自覚し、少しずつA1タイプらしい身体の使い方を理解し身に着けてきたつもりです。
ボウリングのフォームも、数年かかって身に着けたB2タイプ的なフォームを捨て、A1らしいフォームに苦労して変えましたが、そのおかげで球威がかなり増しました。
そして、それらとともに、脚の痛みも腰痛もなくなってきたというわけです。
4スタンス理論は難しい
こう書くと「へぇー、4スタンス理論すばらしいじゃん!」って話ですが、確かに素晴らしいんですけど、いろいろ難しいのです。
自分が間違えたように、タイプ診断も難しいのですが、仮に正しく診断ができたとしても、それを自分の身体の使い方に取り入れるのもなかなか難しい。
というのも、「身体の軸をどう作るか・動かすか?」がキモなのですが、それって身体の内部意識に近いもので、見た目に表れづらいのです。
それでも慣れればだいぶ判ってきますが、最初のウチはチンプンカンプン。
頭で判り、形も見分けつくようになったならば、「こんな感じかな?」とやってみるのは簡単です。が、それが合ってるかどうかは判りません。
自分だって、今でも正しい身体の使い方をできているかは判りません。
数年間いろいろ勉強して試行錯誤もしたし、その結果脚の痛みも腰痛もなくなったし、ボウリングの球威も上がったので、「おそらくこれで合ってるんじゃないか?」とは思ってますが、ホントにそうかは判りません。
トレーナーさんに診てもらうことにした
そこで、もういちどトレーナーさんに診てもらことにしました。
前回はタイプ診断でしたが、今回はA1らしい身体の使い方ができているかを、実際にボウリングのフォームを見て診断していただく予定。
1月前半に診断を受けてきます。
超ダメ出しされちゃうかもしれませんが、間違った身体の使い方をずっと続けるよりはそのほうがずっといい!
というわけで、今から非常に楽しみです。
せっかく診断を受けるので、4スタンス理論の「理論」も復習中です。
最近読んだのはこの本。新体操の山崎浩子さんの著書です。
この本、タイトルに「4スタンス理論」の言葉が全く出てきませんが、4スタン
ス理論の本です。
4スタンス理論の本は判りづらいものが多いのですが(←内容的にどうしても仕方ないのですが・・・)、この本はかなり読み易かった。
これ以外にも、あと何冊が読んで、しっかり復習してから診断を受けてきます!