もみじの備忘録

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もやしを弱火で炒めてみた


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ステーキは弱火が旨かった、でも炒め物は?

先日、ステーキを弱火で焼いたら美味しくて、ゆっくり火を通す弱火調理ってホントにアリなんだなと実感しました。

 

ただ、それは肉の話です。肉はもともと低温調理とも相性良いので、弱火料理がいいのもわかる気がしますが、炒め物はどうでしょう? 「炒め物はやっぱり強火でしょ」って気がしませんか?、弱火でチンタラ炒めたって美味しくできるわけがない気がします。

 

ってな気持ちを見透かされたような「はてぶコメント」がつきました。

ステーキを弱火で焼いてみた - 池にカエルと金魚と白メダカ

野菜炒めも弱火でした方がうまくなりますよ。ポイントは野菜を動かさないこと。

2021/09/21 23:24

b.hatena.ne.jp

コメントして下さった maoyoshi-papa (id:yoshiho182)ん、お医者さんですからね。なんだか説得力あります。

そうか、動かさないのがポイントなのか。こりゃ、やってみねばなるまいて。

 

 

弱火でもやし炒め

どうせやるならと、強火でシャキッ、パリッと炒めるイメージがある、もやし炒めにしました。ステーキは指南書があり、その通りの手順で焼きましたが、今回はありません。手がかりは「ポイントは野菜を動かさないこと」というお言葉のみ。まぁ、なんとかなるでしょう。

イメージした工程はこの3つ。

  1. 材料を全部フライパンに入れ
  2. 弱火で動かさずに炒め
  3. 火が通ったら味付け

このシンプルな作り方で美味しかったら、弱火調理もホンモノってことでしょう。失敗したっていいのです。ステーキに比べれば材料費は1/100ですから。

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材料はコレだけ。豚肉がなかったのでベーコンで代用します。
’(ニンニクの芯は取らない派です。違いがわからない男なので)

 

では、Let's 弱火調理!

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材料を全部入れてから着火、かなりの弱火です。
アホ毛的なポジショニングのもやしもいるけど、動かさなくて大丈夫なのかな?

 

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左:案外早くからジュージュー音がし始めました。でも焼けてるのはベーコン。
右:3分経過時点、もやしはほとんどがまだ白いまま、全然火が通ってません。

 

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6分経過しても、まだもやしに火が通ってる感じがありません。
フライパンに接してないもやしを食べると、全然温まってません。ダメだこりゃ。

 

そうだっ、蓋だ!。蓋だよ蓋。肉と違って浮いてるもやしもあるんだから、蓋が必要なんじゃね?

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というわけで、7分目から蓋をしてみました。
でも、これって「炒める」とは言わない気も・・・

 

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蓋をしてから5分、開けてみると、さすがに今度は火が通ってる模様。
いい感じかも!

 

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味付けします。左)シャンタンチューブ 右)塩胡椒

 

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混ぜます。(さすがにここは動かしていいよね?)

 

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ジャジャーン! 見た目は単なる普通のもやし炒めですが・・・

食ったら旨い!、えっ、こんなに違う? って感じです。

理屈では「弱火で炒めると水分が保たれるからみずみずしい」ということのようですが、食べて一番感じた違いは「もやしの腰の強さ」です。アルデンテな感じで、シャッキシャキ。

『シャッキシャキにするために強火で一気に炒めなきゃ』 そう思ってましたが、鉄のフライパンで作ったモヤシ炒めよりも、ずっとずっとシャッキシャキ! これはビックリです。

 

シャッキシャキ感を伝えたくて、並べてアップで撮ってみましたが、伝わるかなぁ・・

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シャッキシャキなまま、全くへたってない「もやし」!

 

少し残しておいて、冷めてから食べてみましたが、その時点でもまだシャッキシャキ。「弱火調理すると、冷めても美味しいよ」とは聞いてましたが、ホントでした。

 

おそらく、最初から蓋しちゃったほうがいいんでしょうね。、そしたら7分くらいで出来上がるのかもしれません。

もやしは別に茹で、最後だけフライパンに投入する作り方もあるようですが、弱火&蓋だと実質蒸し焼きでしょうから、ほぼ同じようなもんだろうと思います。フライパンだけでできるなら、これで十分な気がします。

 

それにしても、常識って変わるモノなんですね。炒め物を弱火なんて、以前では考えられませんもの。ホントびっくりです。肉よりもこっちのほうがびっくり度高いかも。

いやぁ、試してみて良かった。もう鉄のフライパンは要りませんね。

 


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