朝の餌やりルーティーン
最近、カエルの餌やりもすっかり日課になりました
餌やりの順序はこんな感じなので
- メダカ針子(ゾウリムシ)
- ミジンコ(イースト)
- メダカ幼魚(金パケorメダカプロス)
- プラ舟小赤&メダカ成魚(アイドル+金パケorメダカプロス)
- 池金魚(アイドル)
- カエル(レプトミン)
カエルは一番最後、仕事を始める直前になります
お魚はぱぱっと撒くだけですから簡単ですが、カエルは一粒ずつ、一匹ずつに食べさせるので、やたら時間がかかります
でも、一番楽しい至福の時です
いつものように餌遣りしてると
昨日も8:00近くにカエルに餌やりしてると、キンちゃんが池の奥から泳いで来て、餌を2粒食べました
一回にあげる量は、トウキョウダルマガエルは2粒、ヌマガエルは1粒を目安にしてるので、2粒食べたキンちゃんはそこまでにし、他の子に餌をあげてたら、池に戻ったキンちゃんのお尻になんか付いてます
なんだろう?
目立つ色なせいか、金魚がつんつん突っつきますが、それでも取れないので、お尻にくっついてる模様
これってもしかして、脱腸?
慌ててググってみると、やはり脱腸らしく、以下のことがわかりました
- カエルはよく脱腸になる
- 食べすぎ(餌の与えすぎ)や消化不良が原因のことが多い
- キンちゃんの脱腸はまだ軽いほう(もっと出てしまってる子多数)
- 脱腸のままでいて、腸が傷つくと、致命傷になる可能性大
そうかぁ、餌をやり過ぎというなら、一昨日はキンちゃんに3粒あげちゃったので、それがいけなかったのかも
一昨日はミドちゃんが来なかったから、ついキンちゃんに多めにあげてしまったのです
やっぱり、量少なめは守らないといけないなと反省
そして、治療については・・・
- 軽度の脱腸なら飼い主が治療、重度なら獣医へ (えっ、飼い主が!)
- 飼い主の治療は綿棒でお尻に押し込む (うわっ、押し込むのかっ!)
- みなさん押し込んでる、どの飼い主もほとんど押し込んでる (すげーな)
- ただし、みなさんの場合、水槽で飼ってるカエル
- 自然治癒の事例はほとんどない(1件だけしかなかった)
うーん、キンちゃんをグッと握って綿棒で押し込むのかぁ、ほぼ手術だよそれ・・・できる気がしません
そもそも、捕まる気がしません(池のカエルを捕まえたことないし)
仕事の時間になったこともあり、一旦お昼まで様子見することにしました
やっぱり手術する!
午前の仕事中も、キンちゃんのことが気になります
金魚に突っつかれて、傷ついちゃったらどうしよう
陸に上がっていればいいものを、水中に脱腸をさらして金魚に突かせてるキンちゃん
うーん、このままじゃヤバイかも
結局、昼まで待っても脱腸のままだったら、手術することにしました
お昼休みに見てみると、残念ながらまだ脱腸のままでした
ここは腹を決めて、手術をせねば
実際はビビりまくりですが、やらずに致命傷になったらと思うと、やらざるを得ません
綿棒と、綿棒を湿らせるための水と、キンちゃんをくるむ湿ったキッチンペーパーを用意し、キンちゃんを捕まえました
普段餌やりしてるせいか、捕獲は思いのほか簡単でしたが、捕まったあとは暴れまくり
手術途中で逃げられても困るので、家の中に連れてきましたが、家の中でピョーンと逃げられタンスの裏に逃げ込まれる痛恨のミス!
タンスを動かし、棒で追い出し、なんとか再捕獲したものの埃だらけ、イヤーンばい菌入っちゃうよぉ!
洗って埃を落とし、その後はしっかりペーパータオルくるんで手術開始
押し込んでる動画はなかったので、「綿棒で押し込む」という文字情報だけが頼りで、加減も要領も全くわかりません
とりあえずソフトに1分くらいやってみますが、全く入りません
うーん困った、獣医さんに連れて行けば良かったと後悔、泣きたくなります
でも、ここまで来たらやるしかないと、少し強めに押してみると、少し入った気がします
タンスを動かすあたりから助手を買って出てくれてた奥さんも「少し入ったんじゃない?」と言うので、これはイケるかもという気になり、そうなってからはどんどん入っていき、1分後にはすっかり収まりました
ふー、良かったぁ~ (すっかり脱力)
手術後のキンちゃんを、池に戻していいいのか、それとも水槽などでしばらく様子みたほうがいいのか迷いました
慣れない水槽で、暴れるのもかえってよくないだろうとも思いますが、池に戻したが最後、どこかに隠れてしまって、様子を見れなくなり、再発してても気づけないリスクもあります
飼ってるカエルなら隔離水槽に入れるのでしょうが、放し飼いのカエルの場合はどうしたら?
結局、池に戻しました、とっても戻りたそうにジタバタ暴れてたので
どこかに隠れてしまわないことを祈ります
でもなぁ、今まで餌くれてた人が急に捕まえてきて、むんずと掴まれ、お尻をツンツンされたら、隠れたくなっちゃうんじゃないかなと心配でした
午後のキンちゃん
しかし、そんな心配は不要でした
午後のキンちゃんは手術のことなど何もなかったかのように、普段通り餌をもらいに来てくれました
さすがに術後なので、餌をあげず様子見としましたが、姿をみせてくれたし、お尻もしっかり観察できてキレイに治まってたので一安心
良かった良かった
やる前は、「そんなことは絶対無理、できないよぉ」 と思うけれど、やってみたら案外たいしたことなかった というようなことって時々あると思いますが、今回の脱腸手術もまさにそれでした
やった後だから言えることですが、ただ押し込むだけですからね、そりゃぁできないわけがないのです
それにしても、ネット上にいろんな情報があるのは助かります
脱腸手術の写真や動画はありませんでしたが、そりゃ手術中にそんなもん撮ってるわけにもいかないだろうし仕方ありません
それでも、みなさんがいろんな情報を残してくれてたおかげで、なんとか対処ができました
こんなもん、ネットがない頃だったら、どうにもならなかっただろうなぁ・・・
諸先輩方に感謝です、どうもありがとうございました