今日は「神社の例大祭」のことを書きます。
南関東南縁の実家の例大祭に行って、湯立神楽で熱湯をかけられてきた というお話しです。
2度目の例大祭
父が高齢になり思うように動けなくなったため、去年から代わりに神社の例大祭に参加しています。
氏子として、準備や片付けもするので、丸1日がかり。
普段の帰省は車ですが、朝早くから準備があるので、朝早い電車で北関東南縁の家から南関東南縁の実家に向かいました。
初参加の去年と違い、ある程度勝手も解っているし、顔も覚えてもらっていたので、スムーズに作業に参加できました。
伝統行事らしく約束事がいろいろあるようで、長老達が「そーじゃねーんだよ」「こーしなきゃだめなんだよ」と指示を出し進んでいきますが、長老により言うことが違うことが多く。
そうなると、手を動かしてる若者達(といっても50代60代)は、わらわらするわけですが、長老同士も慣れたもので、すぐに「じゃぁ、こーすんべーよ」と合意に至り進んでいきます。
今住んでる北関東は新興住宅地で、神社もなければ伝統行事なんて全くないので、たまにはこういうのも新鮮でいいです。
神楽鈴
まず、おごそかに御祈祷をします。参拝者も一緒に礼をしたり、玉串奉奠をしたり。
御祈祷が終わると、お酒が振る舞われ、宮司から「この後は神楽ですから、リラックスし歓談しながらご覧になってください」と言われ、神楽が始まります。
初めてだった去年は、男性のご年配の宮司お二人なので「笛や太鼓をやるのかな?」と思ってたら、予想外に「舞い」をされて驚きました。舞っちゃうのです(笑)
が、今年は心の準備ができていました。
でも、できれば巫女さんの舞いも見てみたい・・・
舞う際に、右手には神楽鈴を持ち、シャンシャン鳴らしながら舞われます。
右手は常に神楽鈴シャンシャンなので、榊や扇を動かすのは左手です。
左手なので、ちょっとやりづらそうというか、不器用そうな感じに見えますが、それだけ神楽鈴が大事ってことなのでしょうか・・・
湯立神楽(鎌倉神楽)
神楽のメインは「湯立神楽」という、湧かしたお湯を使ったお祓いです。
大釜でお湯をぐつぐつと沸騰させるよう、せっせと薪をくべて準備をしました。
宮司さんは神楽の中で、そのお湯に塩を入れたり、ぐるんぐるんにかき混ぜたり、笹を浸して振り回し参拝者にかけたりします。
参拝者にかけるなんて知らなかった去年は、「えっ、熱湯(のしぶきを)かけてる!」と目が点になりました。
でも、去年の宮司さんは、軽くかけた程度だったのです。
しかし、今年の宮司さんは、ものすごくたっぷり熱湯を浸した笹を、参拝者の至近距離からかけまくり。
おいおい、大丈夫なのか?、熱くないのか? と心配になりましたが、実際たいして熱くありませんでした。空中飛んでる間に一瞬で冷めるのかな?
でも、恐怖感はかなりあります。
熱そうだっていうのもあるし、ビュンビュン振るってのもあるし、右手には神楽鈴持ってるから振る手が左なので不器用そうに見え失敗しそうで怖いってのもあります。
至近距離からかけられる時には、「うわっ」って感じでした。
ちなみに、湯立神楽は全国で行われているようですが、動画等で見ると「二刀流両手熱湯かけスタイル」が多いようです。
右手に神楽鈴持ったままの「左手ワンハンド熱湯かけスタイル」ってのは珍しい模様。
鎌倉神楽と呼ばれる独特のスタイルなのかもしれません。
来年、宮司さんに質問してみようと思います。
最近のアレコレ(富士山)
神社の片づけを終え、実家を出たのは17:30ごろでした。
実家からの帰り道では、圏央道に乗るためにまず湘南バイパスを西に向かいます。
すると見えるのが大きな富士山。
北関東から普段見てる小さい富士山の5倍くらいの大きさで、ドーン!
茅ヶ崎あたりでこの大きさですから、御殿場とか行ったらすごいんだろうなぁ・・・